請福酒造が製造販売している請福梅酒が、今年で4回目となる天満天神梅酒大会に初出品され、5位に入賞した。天満天神梅酒大会は一般の消費者が試飲し、投票することで、幅広くストレートな意見を集め、梅酒の日本一を決める。今大会には、県内から10酒造所が15銘柄の梅酒を出品した。請福酒造は7年前から、主に女性をターゲットとし梅酒を製造販売しており、女性従業員の意見を参考にするなどして梅酒の製造、開発、味の改良に取り組んできた。請福梅酒のこだわりは原料で、請福の泡盛をベースに最高品種の国産「南高梅」と黒糖を使って風味豊かに仕上げる。沖縄にはもともと梅酒を製造販売している酒造所は少なかったが、近年様々なメーカーが参入してきている。そんな中で味が評価されたことは自信につながったという。漢那社長は「この度、全国でトップレベルの評価をされたことで、自信を持って、全国的に、また、海外にも広げていきたい」と今後の目標を話した。