昨日は旧正月。うちのばあちゃんの百歳祝。全国から子孫曾孫と70人位集まり、身内だけで祝宴を開きました☆ ばあちゃんは既に私のことはわからなくなっているけど、それでも一緒に過ごした日々の記憶が心にあることを知っているから、何も寂しくない。少し前までは一緒に暮らしていたけど、今は自宅から車で10分くらいのところにある施設でお世話になっていて、ばあちゃんに会いに行く度に「こんにちは、おたくはどこのお嬢さんですか? 私は平得トミといって竹富島で生まれ…」と自己紹介や昔の思い出話を丁寧な口調で話し、昔と変わらないばあちゃんがとっても愛しくてついつい涙が溢れてくる。そうするといつもばあちゃんは、「きれいだね」と話を止め、私をみつめる。数年前まではたまに「美帆」と私を思い出すこともあったけど、今はもうない。だけど、その止まった時間から「美帆」と聞こえる気がして、また「こんにちは」と同じ会話を繰り返してしまうのです。
ばあちゃん、百歳おめでとう。明治時代からの目まぐるしい日々を生き抜いてくれてありがとう。