先月号でお伝えした、川満町長さんとの懇親会の話の続きです。この席に急きょ参加をしてくださったのが少し前に「月刊やいま」で紹介された当山哲司さん。八重山出身で本土で活躍する人が連載されていました。国会議事堂をバックに大きな写真で紹介されていたのを読者の皆さんも覚えていらっしゃると思います。上原康助の秘書で活躍をした人であり、八重山では知らないひとはいないと思います。中学生の時、那覇からの帰りの船から落ちて、一晩暗い海を漂い翌朝救けられたエピソード、お願いをして、その時の話をしていただきました。改めて、運が強いというか天が味方をしている凄い人の話に、身動ぎせずに話を聞かせていただきました。現在、毎月ここに拙文を投稿させて頂いているのは、当山さんの一言です。そして、この時に愉しい宴をより盛り上げられたのは、泡盛古酒と紅梅で作った「梅酒」です。沖縄でも最近は梅酒がはやっているようです。紅梅の実は、種が大きく不揃いで通常何かに利用される事はありません。これこそ「エコ」であり、それが綺麗なピンク色、強い香りと古酒のキレの良さ、一同この紅梅泡盛古酒に呑まれて、愉しい時間に時の過ぎるのを忘れ、まるで夢のようなひとときを過ごしました。泡盛紅梅古酒、美味いよ。