魚や貝といった水産物は、私たちにおいしい豊かさと必要な栄養を与えてくれる大切な資源であるとともに、海の生態系を構成するかけがえのない生き物です。
しかし今、気候変動による海の状況の変化、生息環境の悪化、海洋プラスチックごみの問題、採りすぎ、違法な漁業の存在など、海や水産物に影響する多くの複雑な問題がおこっています。
未来を創る子どもたちにぜひ知ってもらいたい、そうした海の現実を、小学生にもわかりやすく解説します。
また、島の自然や食のゆたかさや、普段の暮らしから気づく変化などを振り返ってもらい、私たちができることを一緒に考えます。
日程
5月27日(土)
10:30~11:30(10:15受付開始)
会場
西表野生生物保護センター
参加費
無料
(海に起きている問題や魚の買い方のヒントが得られるWWF制作『おさかなハンドブック』のお土産付き!)
定員
20名(約10組)
対象
小学3年生~6年生(中学生も可)
申込・問い合わせ
singinglotus@hotmail.com
※親御さん1名とお子様複数名でのご参加も可能です
※対象年齢のお子様を対象にした内容ですが、それ以外のお子様もお申し込み可能です
講師・滝本麻耶さんプロフィール
WWFジャパン 海洋水産グループ パブリックアウトリーチオフィサー。大学・大学院にて、環境政策・環境ガバナンスについて学び、編集者、環境コンサルタントを経て、サイエンス・コミュニケーションの経験を積む。2017年WWFジャパンに入局。気候エネルギー・海洋水産室海洋水産グループにおいて、海洋環境・水産資源保全、IUU漁業撲滅に向けて、主に消費・調達の側面にフォーカスしたパブリックアウトリーチの取組みを行っている。デンマーク オーフス大学政治学科留学、慶應義塾大学法学部政治学科卒(法学士)、ドイツ アルベルト・ルートヴィヒ大学フライブルク大学院環境ガバナンス修士号(MSc. in Environmental Governance)取得。