豊年祭(プーリィ)

旧暦
6月
新暦
7~8月
場所
各地

 
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豊年祭は稲・粟などの収穫儀礼の行事で、プーリィ、プーリン、プイ、ウガンフトゥティ(与那国島)などと呼ぶ。各地御嶽で豊年祈願を行い、旗頭、奉納舞踊、綱引きなど、地域ごとに特色がある。西表島古見・新城島・小浜島・石垣島宮良ではアカマタ神事があり、黒島や鳩間島ではハーリーが行われる。
 
石垣島四ヶ字の豊年祭(プーリィ)
石垣島の四ヶ字と呼ばれる4地区(登野城・大川・石垣・新川)で旧暦6月に2日間行われる。初日は各字にある御嶽で行われるその年の収穫物への感謝儀礼で、御嶽(オン)で行うことからオンプーリィ(オンプール)、2日目は新川にある真乙姥御嶽で行われる翌年の豊年を願う予祝儀礼で、村をあげて行うことからムラプーリィ(ムラプール)という。
 
竹富島の豊年祭(プイ)
お嶽穂利(オンプイ)と殿居穂利(トノプイ)の2日間にわたり祭式を行う。オンプイの日は、六つの御嶽の氏子は各々の御嶽で豊年感謝の儀式を行う。神司を先頭に神女たちが神殿入りし、供物には珊瑚菜(サプナ)・海藻(ツノマタ)・マミナー(もやし)、マンジュマイ(パパイヤ)等を味噌和えして高膳に飾り、大瓶の神酒大神饌(ウフミシャグ)等を供えて九十九拝の拝礼式を行う。部落の代表者・顧問らは豊年祭の歌を歌って六つの御嶽を廻って参拝する。翌日のトノプイでは、六つの御嶽の外にある排除に参詣して行事を行う。
 
小浜島の豊年祭(ポール)
初日(ワンポール)は、五山にヤマニンジュが参詣し礼拝をなし、今年の豊作と息災に感謝の儀礼が行われる。2日目(ナビンドーポール)は、ナビンドーにおいて、来年の豊穣祈願を行う。男子13歳、女子18歳をもって参加資格とし、成員全員の承認のもとに参加できる。アカマタ・クロマタの2神は夫婦神と考えられ、島人の心の支えとなる信仰の対象である。夕刻集落へ出現し、島の成員の家庭を訪れ、豊作と息災をもたらすと考えられている。翌明け方にはそれとなく姿を消す。昔からの躾として、このことについては軽々しく口外しない。
 
西表島の豊年祭(プーリィ)
祖納・干立では綱引きが、船浮や古見では船漕ぎ神事が行われる。また古見では世持神=アカマタ・シロマタ・クロマタが出現する。
 
黒島の豊年祭(プーリ)
2日間にわたり行われる。初日はオンプールで、各御嶽で祈願する。2日目は宮里海岸が会場となり、ミルクが登場し、種々の奉納芸能が行われる。村対抗のパーレー(爬龍船)競漕では、ウーニ(各村から選ばれた足の速い青年)が盃を受けた後、爬龍船に飛び乗り、船は沖に浮かぶ浮きを取り上げ折り返して元の位置まで漕ぎ続ける。ウーニは船から飛び降り、最初の地点まで走りぬく。競争が終わると豊年ジラバを歌いながら旗頭のまわりに円陣をつくり、やがて曲調は一転して賑やかな巻き踊りは絶頂となる。
 
鳩間島の豊年祭(プール)
初日はユードゥシで神司は夜通し御嶽で祈願。2日目、旗頭を立て、ミルクが登場。子どもたちを連れて現れる子孫繁栄の神・カムラーマは鳩間島でのみ見られる。サンシキにて棒術や踊りなどの芸能が奉納され、前の浜では船漕ぎ神事が行われる。3日目は綱引きで祭りを締めくくる。
 
新城島の豊年祭(ンブプル)
初日はパナグシ・パナイニ・トルスミ・クバン等の準備。2日目は3御嶽の清掃。今年の豊年の感謝祈願。ユングムルでは、ニロ―神=アカマタ・クロマタの親子4神が出現し、各家を廻る。3日目は3御嶽の祈願。ナハ御嶽を中心に来年の豊作を祈願。
 
波照間島の豊年祭(プーリン)
粟・稲の初穂で神餅を作り、神に豊作を感謝する行事。4日間で行われ、3日目がプーリンの当日。御嶽巡りの儀式が行われ、盛大な巻き踊りも催される。


 

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