八重山農林高校が「沖縄そばの日」に向け実習

 10月16日午後2時から八重山農林高校ライフスキル科調理実習室でライフスキル科2年生30人が沖縄そばの日である10月17日に向け、沖縄そばの調理実習がおこなわれた。

 生徒が校内で日頃から栽培するバーブのバジルを練り込んだ麺でそばを小麦粉のそば打ちから制作。生徒らは、6つの班に分かれてそばの制作に取りかかった。

 事前に、生徒らは沖縄そばの日が生まれた理由を学習しており、昭和52年10月17日に、正式に沖縄そばが小麦粉に卵と塩を混ぜてつくるそばとして認知され、「そば」と名乗ることができることや、その日を記念して「沖縄そば日」が発足。
 毎年10月17日を「沖縄そばの日」と定めて、日本そばとの違いを学習。

 日本そばの場合、そば粉を使うが、沖縄そばは小麦粉の強力粉を使い、卵も入れて、そばとは全く違う材料での麺類であること。

 沖縄で長年、つくられてきたいきさつから、歴史を踏まえて、沖縄そばと名乗ることが正式に認められたことを学んだ。

(流杉一行)

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