西表島のおすすめ観光スポット

西表島に行ったら必ず訪れてみたい観光スポット・景勝地をご紹介!
 

 

仲間川

日本最大級のマングローブ林

 
日本最大級のマングローブ林が広がる「仲間川」。西表島で2番目に大きい川で、中流では、樹齢400年ともいわれる巨大なサキシマスオウノキが見られる。川の流域は、仲間川天然保護区域として、国の天然記念物に指定されている。遊覧船で川をさかのぼり見学できるが、潮の干満によって出発時間が異なったり運休の場合もあり。

 

古見のサキシマスオウ群落遊歩道

国指定の特別天然記念物

 
平たく突き出た不思議な根、板根(バンコン)が特徴的な、マングローブ林の湿地内に生育する常緑性高木。この根はその昔、海人が乗る舟・サバニの櫂の材料にされたという。ここでは群生が見られ、国の天然記念物に指定されている。この木の実は、ウルトラマンに似ていてそのモデルになったという噂もある。生育敷地内には入れないため遊歩道からの見学となる。
 

南風見田(はいみだ)の浜

遠くまで見渡せる浜

 
西表島周遊道路の南の終点にあるのが、ここ「南風見田の浜」。真っ白い砂浜がなが~く続いているステキなビーチ。南には波照間島も見える。初冬にはアーサ、春にはモズク採りで、夏は海水浴など地元住民で賑わう。また、この浜から離れたところに戦争の悲劇を物語る「忘勿石の碑」が建てられている。
 

後良(しいら)川

日本の音風景100選の川

 
川を渡る橋の上には、パーキングスペースや東屋、西表島古見を舞台にした八重山民謡の歌碑がある。また、期間限定のサガリバナカヌーツアーで人気の川。東屋から見るマングローブ林に両岸挟まれた川はオススメの撮影スポット。環境省の日本の音風景100選に「後良川周辺の亜熱帯林の生き物」が選ばれている。近くには、西表野生生物保護センターがある。
 

大見謝(おおみじゃ)ロードパーク

耳を澄ましてみよう

 
マングローブ林が生い茂る川が多いなかで、岩場があって下りやすい大見謝川。地元の子供たちにとっても、ここは格好の水遊び場。川の淀みが天然のプールのようになって気持ちいい!駐車場から歩いてすぐのところには展望台やマングローブの中を歩いて楽しめる散策路もある。また、この大見謝川をサワートレッキングで楽しむツアーは人気のアクティビティー。
 

浦内川

沖縄県下最長の川

 
この川は、全長約39kmと沖縄県下最長の川といわれている。流域は、亜熱帯の植物や動物の宝庫で干潮時には干潟が現れて浦内橋たもとから降りることが可能。浦内橋河畔から遊覧船が出ていて、両岸に広がるマングローブ林・サキシマスオウノキや雄大な景色を眺めながら川をさかのぼることができる。近くには、歩いても行ける宇多良炭坑跡がある。中流域には、今では廃村となった稲葉部落があり水田や大きな製材所などがあった。周囲は人工物が殆どないため、夜間天気の良い日には満天の星と天の川を見ることができる。この川の上流域は「マリユドゥの滝・カンピレーの滝」。河口は「月ヶ浜」。
 

月が浜

弓なりに広がる美しいビーチ

 
弓なりに美しい弧を描いている浜で、県下最長の浦内川河口に広がるその姿から「月ヶ浜」と呼ばれているが、本来の名前は「トゥドゥマリの浜」といい「鳴き砂の浜」としても知られる。波がやさしく穏やかで、海水浴にも向いているが深場もあって波が高いときもあるので注意が必要。水平線に沈む夕日が美しいスポットとしても人気で、黄昏どきは人が集まってくる。いつまでもボーッとしていたくなる浜。夜空に浮かぶ満天の星も楽しめる。更衣室やシャワー・水場などの施設は一切ない。海では自己責任で十分注意してください。
 

星砂の浜

夏はシュノーケリングがお勧め!

 
島の北端にあり西表に来たなら必ずと言っていいほどみんな立寄る人気スポット!遊歩道から浜に降りると、その名の通り「星砂」がいっぱい。竹富島の星砂の浜よりも含有率が多いとか。でも年々減ってきているので持ち帰るのは程々に。ココの遠浅の海は、浜から入るとすぐに熱帯魚やサンゴがたくさん! シュノーケリングや海水浴には最適なビーチで、3点セットのレンタルを行なうところもある。
 

宇那利崎(うなりざき)展望台

オススメの絶景ポイント

 
展望台からは、東シナ海とエメラルドグリーンの海岸線や、遠く月が浜や浦内川の河口、ダイナミックな島の地形が望める。海に沈む夕日が見られる場所としても人気があります。
 

ピナイサーラの滝

沖縄県一の落差を誇る滝

 
西表にはたくさんの滝があるが、この滝は沖縄県で最大の落差約55mを誇る。船浦湾に注ぐヒナイ川にあり、湾を横切る海中道路からも深い緑に一筋の白が美しく見える。「ピナイサーラ」とは、ピナイ=ひげ、サーラ=~のような、という意味。「白いひげを生やした水の神が座する」といわれる聖地でもある。西表島の海山川など手つかずの自然が集約された場所として人気のスポット。滝壷で泳いだり、また滝の上からは鳩間島やバラス島など一望できる絶景が広がる。滝には動力船では行けないので、各ショップのカヌーツアーかトレッキングツアーで行くのがオススメ。
 

バラス島

幻の島と呼ばれています

 
西表島から少し沖合に位置するこの小さな島は、全体がバラス(サンゴのかけら)からできている不思議な島。潮の流れに風や台風の影響を受けてその形は変わる。周辺海域はシュノーケリングのポイントで、真夏には多くのツアー客が上陸する。ココへは、ダイビングショップ、シュノーケリングショップ、カヌーショップ等のツアーに参加すると行けます。
 

由布島

楽園と呼ばれる島

 
由布島は、対岸の西表島から約400mの海を渡った距離にある。海抜は1.5m、周囲約2km、面積は4万坪(東京ドーム約3個分)。島は砂州からなり、遠浅の海に囲まれどこを掘っても真水が湧く不思議な島。その昔は、竹富島や黒島から西表島で稲作をする際に仮小屋があった程度。終戦から島の人口は増えて一時期は学校もあったほど。その後、台風の甚大な被害を受け人口も激減。残った3世帯の中に初代園長の、故・西表正治さんと故・ハツさん夫妻がいた。「将来この島を誰でも訪れてまた来たくなる島にしよう!」と、二人で10年の歳月をかけて荒地を切り開きヤシの苗を植えて1981年に「亜熱帯植物楽園 由布島」として開園した。そして開園当初から好評の水牛車は、昔から由布島と西表島を農作業や運搬に使われた乗り物が今日の代名詞になっている。
 

白浜子牛線モニュメント日時計

巨大日時計

 
白浜公民館の前に佇む子午線を記念して作られたモニュメント。島の県道はここまでなので記念写真をどうぞ。
 

大富(おおとみ)林道

西表島横断の道

 
西表島横断の道が続くこの林道は、東部地区の飲料水をまかなう浄水場や自然観察道などがある。車で行けるのは、施錠されている二つ目のゲート手前まででここから先は車では不可。この先しばらく行くと、仲間川展望台がありマングローブ林と蛇行した仲間川と遊覧船を眺めることができこの景色が雑誌などに掲載されている。最近では、遊覧船で展望台下の船着場でおりて周辺を散策するツアーも行われている。
 

マリユドゥの滝・カンピレーの滝

日本の滝100選に選ばれている

 
浦内川の遊覧船に乗って上流の船着場(軍艦岩)から山道を歩いて40分ほどの所にある「マリユドゥの滝」は、日本の滝100選にも選ばれている。滝幅の広さと三段に分かれて豪快に滝壷へ流れ落ちる様は壮観。「マリユドゥ」とは方言で「マリ=まるい」「ユドゥ=淀み」という意味。さらに5分ほど行くと、西表島の中でも第一級の聖地として大切にされている「カンビレーの滝」がある。周辺の岩場には「ポットホール」と呼ばれるきれいな丸い形の穴がいくつもある。「カンビレー」とは方言で、「カン=神」「ビレー=座る」という意味。