冠婚葬祭
タンカーヨイ(誕生日)
生後一年目の誕生祝をタンカーヨイという。
筆、そろばん、本、三味線、裁縫箱、お金などを並べ、最初に手をつける物が最も堪能になると占う。
「一生食べ物に困らない」といった意味合いを込めて一升分のお餅を風呂敷でくるみ、背中に担がせて歩かせたりする。この餅を「ちから餅(力持ち)」ともいう。
【餅屋】
崎山もち屋 ☎ 0980-82-4039 玉城もち屋 ☎ 0980-82-3634
多宇もち屋 ☎ 0980-86-7238 前盛餅屋 ☎ 0980-82-1340
マリドゥシヌヨイ(生年祝)
自分の生まれた年の干支に当たる年をマリドゥシ(生年)という。
八重山では同級生単位で、または地域(公民館)単位で合同の祝賀会を盛大に催すのが一般的。
十三祝い・二十五祝い・三十七祝い・四十九祝い(ククヌトゥグンジュウといい、生年中最悪の厄年とされているが、昔は隠居を控えた年として盛大に祝った)・六十一祝い(昔は親の六十一歳を盛大に祝うのは子孫の義務であり最大の親孝行とされていた)・七十三祝い・八十五祝い・九十七祝い(カジマヤーヌヨイ〈風車の祝い〉。皆で風車を持ち、車で町まわりの行列を行う)。また八十八祝い〈米寿〉は生年祝いではないがユニドゥシヌヨイ、またはトーカチヌヨイといい祝う。
結婚記念日
葬儀の一般的な手順
病院
↓死亡診断書をもらう
故人の身支度を整える
葬儀社へ連絡
↓葬儀社の迎え
通夜の場所へ(自宅、または葬儀社の霊安室)
↓枕飾りをする
打ち合わせ(葬儀費用など)
↓市役所(死亡届、火葬場の予約)や寺との調整
葬儀の時間や場所の決定
祭壇の花飾り
謹告の準備などについて
※死後24時間は火葬できない
葬儀(告別式)自宅、または葬儀社の葬儀場
↓
(式次第)
開式の辞・導師読経・喪主焼香・遺族並びに
親族の焼香・弔辞弔電報告・代表焼香・弔電
報告・遺族謝辞・閉式の辞
出棺
↓
火葬場へ(最後の別れ)
↓
(3~4時間後)骨拾い
↓
墓への納骨
↓
自宅などへ後飾り祭壇を設ける
▼火葬場使用料
▼葬儀広告
祝儀・不祝儀袋
▼袋の書き方、お札の入れ方
▼目的別の贈る時期、表書きの書き方
生活改善指導について
※以下の項目は、葬祭簡素化推進協議会が取り決め、実施しているものです。
・香典返しの廃止
・あやかり品の廃止
・忌明けの封書(あいさつ)の廃止
・斎場併設型の火葬場整備要請
・新聞等死亡謹告での簡素化呼びかけ
・各字会への協力呼びかけ
参考:大浜婦人会の祝儀・不祝儀金額表
◆成人祝い2,000円 ◆合格・入学・卒業祝い2,000円 ◆出産祝い2,000円 ◆結婚祝い10,000円 ◆葬儀(香典) 1,000円 ◆法事(ナンカ) 1,000円 ◆(四十九日) 3,000円 ◆お見舞い2,000円 ◆生年祝い3,000円