令和4年度 とぅばらーま大会関西予選会が開催される

★令和4年度 とぅばらーま大会 関西予選会

日時

2022年8月14日 13時~

場所

大阪沖縄会館(大阪市大正区)
 
 
3年ぶりとなった「とぅばらーま大会」関西予選会が、近畿八重山郷友会主催により開催された。
近畿と愛知県から16名が審査に臨んだ。
 
最優秀賞は佐野明さん(兵庫県)。
4名の審査員の満場一致で選ばれた。
佐野さんは、9月8日に開催される石垣市主催の「とぅばらーま大会」に関西代表として参加する権利を得た。
副賞として関西空港から南ぬ島石垣空港までの往復航空券とホテル宿泊も授与された。

優秀賞には北林直樹さん(大阪府)。


  
左より、佐野さん、岡田紘二・近畿八重山郷友会会長、北林さん
 
そして今年は、優れた自作の歌詞に対して会長特別賞として「優秀歌詞賞」が設けられた。
あの世へ先に旅立った息子への母親の思いを切々と歌った村上明美さん(大阪府)が受賞した。
 

 
審査発表前に、審査委員長・兼久善弘さん(近畿八重山郷友会顧問)から講評がなされた。
「とぅばらーまは八重山方言で歌うことが原則」と単語の例を示され、節回しなどの留意点や、囃子・笛へのコメントもあった。
 
兼久さんによる予選会前の審査委員を代表した挨拶では、これまで予選会を30回開催し石垣島の大会に送り出した代表が現地で入賞したのは優秀賞で一人、とのお話もあった。
関西予選会も年々レベルが上がってきており、そう遠くない未来に本会からの優勝者が生まれるのではないかと期待を滲ませていた。
 
 
 
審査委員長・兼久善弘さんの挨拶
  
観客席はコロナ以前より定員を減らし、演奏ごとにマイクの消毒、演奏5人ごとに会場の窓を開けて換気を行うなど感染予防への配慮もなされた中での開催だった。
来年は出演者も観客もコロナ感染症のリスクを気にせずに演奏に歌により集中できるような状況になっていて欲しいものだ。
以下は、予選会の様子。
 

 
審査の間に行われた八重山舞踊。
 

 
予選会を締めくくる六調。
 

 


 
あまくまたーかー

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