与那国島の唄者・與那覇有羽ライブを配信で楽しんだ

2020年12月12日夜、沖縄本島の居酒屋「生活の柄」にて、与那国島在住で民具作家であり与那国島の唄者でもある與那覇有羽さんが、妻・桂子さんとともに、オール与那国島のうたで構成されたライブを行った。
 
 
このライブは、沖縄イベント情報媒体である「箆柄暦(ぴらつかこよみ)」が主催。
来年1月開催予定のイベント「ぴらつか音楽祭2021」のプレ企画の位置づけだ。
 
 
その様子は同時配信にてリアルタイムで全国でも視聴でき、内地の沖縄料理屋などでのパブリックビューイング方式と各自好きな場所で見る形で申し込みができた。
筆者は自宅にて楽しんだ。
 
 

 
有羽さんは、今年の9月にすべての収録曲が与那国の民謡や子守唄などからなる『風の吹く島~どぅなん、与那国のうた~』をリリースした。
 
10月に京都で開催された「与那国島の手しごと展」を取材させていただいた際、会場でそのCDの曲がBGMとして流れていた。(その時の記事
 
今回のライブでも、CD収録の曲をはじめ、与那国島に伝承される様々な曲が演奏された。
(画像全体が赤系統の色になっているのは、会場の照明によるもの)
 
 

桂子さんは舞踊家なのだが、今回は太鼓とお囃子で参加。
他にも有羽さんの歌三線、アカペラ、手拍子入といった様々な形で演奏され、与那国島のうたの表現方法に豊かさを感じた。
有羽さんは全ての曲の解説をその都度入れたので、与那国の言葉はわからずともそのうたに人々が込めた思いが、曲調や歌い方から筆者にも伝わってくるような気がした。
 
ライブ会場は有観客で、有羽さんが那覇で過ごした高校時代の恩師や与那国旅行をしたことのある人などとのやりとりがアットホームだった。
 
最後は祭りの巻き踊りで歌われる「どぅんた」で締めくくられた。

 
【セットリスト】
1.旅果報節
2.与那国小唄
3.道唄
4.猫小節
5.ちぃでぃん口説
6.しゅうら節
7.でんさ節
8.でぃらぶでぃ節
9.若船でぃらば
10.ハララルデ(子守唄)
11.北ぬ榕樹小(人頭税にまつわる歌)
12.どぅなんすんかに
13.どぅなんとぅばるま
14.どぅんた
 
(ライブ終了後の與那覇有羽さんと桂子さん  画像提供:箆柄暦編集部)
 
有羽さんの歌や、動画(CDのプロモーションビデオ)、今回のライブで演奏されたCD収録曲の解説などは、制作した有限会社リスペクトレコードのサイトで見ることができる。
 
リスペクトレコード 與那覇有羽「風の吹く島〜どぅなん、与那国のうた」紹介ページ

 

 
また、今回のライブを主催した箆柄暦(ぴらつかこよみ)webサイトにも有羽さんのインタビュー記事があるので、ぜひそちらもご参考に。
 
インタビュー記事「箆柄暦『九月の沖縄』2020 與那覇有羽」
 

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