5月18日(土)、19日(日)の両日、東京・渋谷区の代々木公園で「OKINAWAまつり2019」(主催=同実行委員会)が開催された。
新興の沖縄フェスだった同イベントも今年で8回目を迎え、沖縄を愛する人々にすっかり浸透し、年々来場者が増え続けている。
同イベントのメインイベントは、なんといっても「STREET MUSIC FEST.」と称される野外ライブ。メインステージでは、石垣島出身の宜保和也、きいやま商店をはじめ、沖縄音楽界の“大御所”よなは徹、上間綾乃らの沖縄アーティストが多数出演し、詰めかけた大観衆を熱狂させた。
彩風ステージでは、琉球國祭り太鼓によるエイサー演舞、琉球古典舞踊が披露され、沖縄の伝統文化に観衆が酔いしれていた。
もう一つの新風ステージでは、将来のメインステージ出演を目指す新進気鋭のアーティストたちが熱唱を繰り広げていた。
また、飲食ブースでは酒、沖縄そば、肉、タコライスなどの沖縄の味を提供する店舗が多数出店し、多くの店で行列ができるほどの盛況ぶりだった。そのほか、宮古島、慶良間諸島、南大東島など、各離島のブースも設けられ、観光PRに努めていた。
両日とも、好天に恵まれ、5月半ばながら、沖縄を思わせるような暑さで、まさに“沖縄フェス日和”で、観衆たちは沖縄の音楽、食、文化に接して満足げだった。
(取材・文=ミカエル・コバタ)