やいまーる外電

東京・飛鳥山公園で花見客がエイサー演舞や沖縄音楽に熱狂!

 東京都内でも指折りの花見の名所である、北区王子の飛鳥山公園で、4月6日(土)、7日(日)の両日、「北区さくらSA★KASOまつり」(同実行委員会主催)が開催された。

 同イベントは、「江戸の庶民が楽しんだ花見を現在に復活させ、また未来へ伝えていこう」という有志たちによりスタートし、今年で22回目を迎えた。

 飛鳥山の花見は、今からさかのぼること、約280年前。徳川8代将軍・吉宗公が、享保の改革の一環として、この山に桜を植え、江戸庶民に開放したことから始まる。当時、花見は庶民の最大の娯楽であり、年に一度の飲めや歌えやの大騒ぎだったと伝えられている。

 今年もイベントのサブタイトルは「琉と華」と題され、沖縄と内地の文化が融合された内容となった。特設ステージでは、2日間にわたって、ブラスバンド、和太鼓、日本舞踊、チアダンスのほか、エイサー演舞、沖縄系アーティストによる歌が披露された。

 そして、2日目の大トリは、今年も創作エイサー団体・炎舞太鼓によるアグレッシブな演舞で締めくくられ、フィナーレはお決まりの演者、観客が入り乱れての大カチャーシーで大いに盛り上がり、熱狂のなか、幕を閉じた。

 また、特設ステージ横には、北区の飲食店などを中心に44軒の出店があり、多くの花見客で賑わっていた。

 今年は例年より、1週遅い開催となったため、イベント前に桜が散ってしまうのではないかとの懸念もあったが、なんとか満開の桜が残っていた。天候も両日共に、20度超えの好天で暖かく、ここ数年では最高の人が集まったようだ。

 まさしく、花見に沖縄文化がミックスされた独創的なイベントだけに、来年もまた、楽しませてほしいものだ。

(取材・文=ミカエル・コバタ)
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