やいまーる外電

「ぬぬぬかいしゃ(布の美しさ)展」、兵庫県にて開催中

日時:10月2日(火)~7日(日) 11時~18時
場所:ギャラリー・ストラッセ(兵庫県西宮市)
 
 

西表島、与那国島、沖縄本島の染織作家9人による作品展が、兵庫県西宮市のギャラリーで初日を迎えた。

【作家】
西表島:秋田由紀子・上森佐和子・亀田恭子・前津雪絵
与那国島:稲川留美子
沖縄本島:兼城由香利・下田幸子・比嘉浩子・平田和子
 
 
ギャラリーオーナー飯島路子さんによると、本展は3年に一度開催しており今回で6回目になるという。
 
初回から参加している人もいれば、今回在廊していた与那国島の稲川さん、西表島の上森さんのようにこれまでも何度か参加している人もいる。
沖縄本島からの参加は今回が初めてだそうだ。
現地の植物による草木染めの糸を用いて織った布、またそれらを用いて制作した様々な作品が展示されていた。
 
大半が手織り・手作りの一点物とあり、初日オープンとともに多くのファンが来場し、早速買われて行った作品もあった。
以前購入した物を今も使っているのだと作家に見せながら話す人の姿もあった。
 
 
在廊していた作家たちと作品を紹介しよう。
 

稲川留美子さん : 雑貨さくら(与那国島)

 

日頃着物用の反物を織っているが、今回は四本の与那国織の反物で様々な小物を制作。
島の民具作り名人のおじいとのコラボ籠バッグや、クマのぬいぐるみ、間接照明など、幅広い商品ラインナップ。
本展の後、銀座わしたショップB1「fuzo」にて、11月後半まで作品展「南の島の染織物 ~与那国島から雑貨さくら~」が行われる予定。


 
 

上森佐和子さん : 藍夏(aika)(西表島)

京都で織りを学び、八重山へ。
当初は別の目的で訪れたが、八重山でも織りができるとわかり、後に移住。
現在、個人で活動すると同時に西表手仕事センターにも所属。
ミンサー織りだけでなく麻と綿の糸の混ざった「ぐんぼう」と呼ばれるタイプの生地も織り、帽子やワンピースなどに仕立てた。


 
 
沖縄本島からのお三方。
 

下田幸子さん : 浜夕工房(沖縄本島)

識名に工房を構える伝統工芸士。
今回は細やかな織りの模様が特徴の首里織のショールやがま口バッグを展示。


 
 

平田和子さん : ハイオ織 織り師(沖縄本島)

「ハイオ織」とは、ヨーロッパで織りの技術を身につけ戦後南風原に伝授したハイオ神父にちなんだ名前なのだそう。
ショールは裏表両面を「表」として身に着けることができるのがハイオ織の特徴。


 
 

比嘉浩子さん :ておりTissuri(沖縄本島)

首里織の布を用いたアクセサリーなど。
直径3cmほどのくるみボタンのような大きなパーツが連なるネックレスが印象的。


 
 
展示販売のため、初日午前中は一番作品数が多く、様々な色と作品に溢れたカラフルな空間だった。
会期は7日(日)まで。

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