“花見の名所”東京・飛鳥山公園でのエイサー演舞に観衆熱狂!

 東京都内の花見の名所のひとつである、北区の飛鳥山公園で、3月31日(土)、4月1日(日)の両日、「北区さくらSAKASOまつり」(同実行委員会主催)が開催された。

 同イベントは、「江戸の庶民が楽しんだ花見を、現在に復活させ、未来へ伝えていこう」との趣旨でスタートし、今年で21回目を迎えた。

 今からさかのぼること、約280年前。徳川8代将軍・吉宗が、享保の改革の一環として、飛鳥山に桜を植え、江戸庶民に開放したことから始まる。当時、花見は庶民の最大の娯楽であり、年に一度の飲めや歌えやの大騒ぎだったという。

 今年もイベントのタイトルは「琉と華」と題され、2日目が「さくらエイサー」の名で催され、午前10時からスタート。関東からは、遊び屋、とんとんみー、江戸川琉心、なんくるエイサー、エイサーシンカ夏ぬ子、琉馬華球、千花夏風、美ら星エイサー、創作エイサー隊 炎舞太鼓の9団体がエイサー演舞を披露。さらに、かりゆし芸能部が琉球舞踊、沖縄民謡を、沖縄県糸満出身のカミヤタスクが歌を披露した。

 イベントのトリを務めたのは、リーダーが石垣島出身の炎舞太鼓。躍動感たっぷりの激しい演舞に、観衆も酔いしれ、フィナーレはお決まりのカチャーシーで幕を閉じた。

 また、特設ステージ横には、北区の飲食店などを中心に42軒の出店があり、沖縄料理店では沖縄そば、サーターアンダギーなどを提供していた。

 関東地区は3月上旬から中旬にかけ、暖かかったため、桜の開花が早かったのだが、イベント当日まで、なんとか散らずに持ちこたえてくれた。満開の桜を見ながら、エイサーを楽しめるなんて、このイベントならではのもの。両日とも、晴天に恵まれ、集まった観衆は、桜の美しさと共に、沖縄の文化に心を躍らせたようだ。

(ミカエル・コバタ)

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