大阪・大正区の沖縄料理屋で、沖縄民謡を楽しむ

以前本コーナーで八重山民謡ライブが行われた沖縄料理屋としてご紹介したことのある、大正区の沖縄料理屋「うすぱれ豊年」(店主:内原まりえさん、石垣島出身)で、今年から週数回、沖縄民謡の演奏が聴けるようになった。
(八重山民謡ライブの記事 http://yaimatime.com/yaimal-gaiden/32305/ )

週3~4回、たいていは週末及び金曜日。
演奏するのは、近畿与那国郷友会会長で近畿八重山郷友会のイベントでは地方をつとめる和泉絹子さんと、沖縄本島から八重山まで幅広い民謡のレパートリーを持つ玉城秀樹さん。


 
2月のある週末にも、ミニライブが開催された。
基本的に一晩に二回行われるようだが、この日はお客さんの入店のタイミングを見て、遅めのスタートで一回だった。
「与那国小唄」、「小浜節」、「安里屋ユンタ」など、八重山や沖縄本島の馴染みのある民謡が演奏される。
筆者は一人参加だったので、和泉さんの友人で同じく一人参加の人たちと一緒のテーブルで楽しむ。
互いに初対面だが、そこは沖縄・八重山好き同士。
あっという間に打ち解けて楽しいユンタクだ。

途中から、リクエストタイム、お客さん飛び入りタイムが始まった。
このお二人のライブは、お客さんも一緒に参加して楽しむのが特徴だ。
飛び入りタイムでは、太鼓で参加する人や、二人の生伴奏で「島人の宝」を歌う若者たち、三線を弾く人も登壇。
様々な曲が演奏された。
会場からは、手拍子や合いの手が重なる。
とてもアットホームな雰囲気だ。

筆者も、「島人の宝」(若者と一緒に(笑))と「芭蕉布」を歌った。
外は寒気の冷たい風が吹いていたが、店内は盛り上がり、寒さも吹き飛ぶ勢いだった。
この日のライブの最後は、和泉さんの「とぅばらーま」で締めくくられた。
 
「うすぱれ豊年」は、JR大正駅すぐ近く。
同じ路地の並びには、西表島出身のマスターが切り盛りする「やまねこ」もある。
「大阪のリトル沖縄」
とも呼ばれている大正区まで来る機会があれば、ふらりと立ち寄ってみてはいかがだろうか?
 
豊年 大阪府大阪市大正区三軒家東1丁目4−11
   (週末は予約をおすすめ。ライブがあるかどうかもご確認ください。)
 
やまねこ 大阪府大阪市大正区三軒家東1丁目4−6

この記事をシェアする