京都での泡盛イベントにファン240名が集う

第21回 輝く泡盛・京の錦秋の集い

日時

2023年11月2日

場所

ホテルオークラ京都

主催

京都泡盛同好会
 

 
今年は13酒造所と沖縄県酒造共同組合が出品。
八重山の泡盛としては、請福酒造から直火請福、組合から泡波が提供されていた。
240名が泡盛と沖縄料理をアレンジしたコースを味わった。
 

 
これまでと違い、今年は泡盛ブースの一部はセルフサービスとなっていた。
水割りなどの濃さや飲みたい量を自分で調整できるという点では、より多くの種類を試そうと思えばできる気楽さが増した印象だ。
一方、何社かの酒造所はスタッフも現地入りしており、参加者と会話を通して互いにニーズや情報などを得ていた様子もうかがえた。
 

 
開会の挨拶:副会長・上原任氏(石垣島)
主催者挨拶:沖縄県酒造共同組合専務・新垣新一氏
来賓挨拶:沖縄県大阪事務所所長・芦谷一博氏
乾杯:京都新聞社・白石方一氏
泡盛の女王・比嘉柚稀さんがオススメの泡盛の飲み方として「炭酸割り」を紹介した。
 

 
ステージでは琉球舞踊やミニライブ、エイサーなどの演目が繰り広げられ、参加者を魅了。
また恒例の抽選会も大いに盛り上がった。
途中、遅れてかけつけた会長・門川大作氏の挨拶や来場していた酒造所各社から一言コメントもあった。
 

  
開催時間前の待合いフロアでのウェルカムライブとステージでの演奏には、9月に大阪で行われた「とぅばらーま大会関西予選会」で最優秀賞者となり石垣島の本選へ出場した清村斉さんと笛の川杉圭子さんの姿もあった。
 


 
最後はカチャーシーで盛り上がり、上原氏の挨拶で締めくくられた。
 

 
*   *   *
 
【余談/酒飲みのよしなしごと】
筆者が味わった泡盛
・泡波(波照間酒造所)・・・水割り
・神泉8年古酒(上原酒造)・・・ロック
・甕仕込み5年古酒(石川酒造場)・・・水割り
・赤の松藤・黒の松藤(松藤)・・・ストレート飲み比べ、後から水割り
・よっかこじ(忠孝酒造)・・・炭酸割り
 

 
コロナ禍から通常の生活に戻ったがホテル業界は人不足と聞く。
今回の泡盛をセルフサービスで作るシステムは、その影響のようにも思うが、少しずついろいろ飲みたい筆者にとってはありがたかった。
また、撮影のためにしょっちゅう離席している間に、貴重な古酒ストレートの最後のわずかな一口を残しておいたグラスが片付けられてしまうという残念な思いをすることもなく、快適であった。
泡盛イベントに参加するたびに思うが、グラスを下げる時はどうか一言声をかけていただけるとありがたい。
それはもしかしたら、チビチビとしか飲めないストレートが入っていて、あえてまだ取ってある分なのかもしれないので。
会場スタッフのみなさま、なにとぞよろしくお願いいたします。
 


 
あまくまたーかー

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