『ハイサイ!琉球まつり! 2023☆大阪』が開催される

『ハイサイ!琉球まつり! 2023☆大阪』
 

会期

2023年5月14日(日)
12:30~18:30

場所

服部緑地野外音楽堂(大阪・豊中市)
 
西表島出身のまーちゃんうーぽーがお祭りの総監督として定期的に開催している「ハイサイ!琉球まつり!」が、5月14日、大阪の服部緑地公園にある野外音楽堂で行われた。
奄美諸島から八重山までの琉球弧出身のアーティスト8組と、西表島生まれの創作エイサーチーム「風人フドゥリ太鼓」が出演した。
 
この日はあいにく雨が降ったりやんだりの天気だったが、多くの観客が会場を埋めていた。
筆者は八重山出身のアーティストが出演する少し前に会場入りし、終演迄の短い時間ではあったが楽しんだ。
レインスーツを着てライブに参加するのは久しぶりだった。
(この日はスペックの低いスマホで十遺跡からの撮影だったため、画像のピントが甘い点はお許しいただきたい)
 
●朝光介(奄美大島/カサリンチュ)
 

 
奄美大島・笠利町出身の2人組ユニット「カサリンチュ」のヒューマンビートボックス、ヴォーカル担当、コウスケが、ソロで登場。
ノリのいい曲やお得意のビートボックスで、会場を沸かせた。
 
●池田卓(西表島)
 

 
現在、彼が住む船浮は人口46人なのだそうだ。
今回のライブのアーティストのほとんどが盛り上がる曲が多かったようで、池田卓はゆったりした曲を中心に歌い上げた。
・島の人よ
・おばあちゃんの歌(母の日にちなんで)
・とぅばらーま
・十円玉
コロナ禍の三年間ライブをしていなかったとのこと。
 
●まーちゃんバンド(後半)
 

 
前半・後半と2回出演。
風人ぶどぅり太鼓のメンバーや、序盤に出演していたエレクトリック・ヴァイオリンの大城敦博(沖縄本島)と一緒に。
・琉球の風
・おじーの島唄
・かりゆし乾杯
 
●抽選会
抽選会の景品は、三線と沖縄旅行券。
事前に会場で物を購入するなどして抽選券を入手するシステムだが、複数枚持っている人たちも少なくなかったようだ。
沖縄旅行券は、以前当選したものの事情で行けなくなり返品した人が再度当たり、その強運に会場からどよめきが起こっていた。
 
●フィナーレ
 

 
出演者全員がステージに登場し、観客もステージ前に詰めかけ、踊り、大いに盛り上がった。
 
まーちゃんの故郷・干立も現在の人口は100人未満。
お祭りの時期には故郷で過ごすのだそうだ。
干立でしか歌われない曲があり、それを地域のおじいから教わった時の話が印象深かった。
 
教えてくださいと言っても歌わない。
まーちゃんはおじいとお酒飲んだ。
お酒を飲んだらおじいは歌う。
まーちゃんはそれを覚えた。
 
そんなエピソードから生まれた歌で、この祭りは締めくくられた。
 
今後は以下のイベントが予定されている。
・「ハイサイ!琉球まつり!2023☆神戸」 9/10(日)神戸・メリケンパーク
・「風人の祭り2023☆結の唄」 11/19(日)服部緑地野外音楽堂
    


 
あまくまたーかー

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