◆第20回・輝く泡盛・京の錦秋の集い◆
日時
2022年11月4日(金)18:00~
場所
ホテルオークラ京都
去る2022年11月4日、秋が深まり木々が色づいてきた京都で、3年ぶりの「輝く泡盛・京の錦秋の集い」が開催された。
新型コロナ感染症への対策として、今回は200名という小規模で実施。
また、円卓には各席を区切る透明パーテーションが設置され、席の移動は控え、締めのカチャーシーも各自の席で踊るという形だった。
京都泡盛同好会副会長・上原任氏、遅れて到着した会長・門川大作氏の開会のあいさつの後、主催者挨拶として沖縄県酒造組合副会長・漢那憲隆氏(請福酒造有限会社/石垣市)が登壇された。
漢那氏によると、石垣島は観光客が戻りつつあり、観光業界は人手不足だそうだ。
先日ヨーロッパへ泡盛を紹介するために渡欧された際、東欧の国の人たちの古酒への反応が良かったというお話もあった。
来賓の挨拶、乾杯の後は、琉球舞踊や沖縄ポップスミニライブを楽しみながら、食事と泡盛を味わう。
今回は、例年なら会場中心部に一か所設けられる泡盛提供ブースも、密を避けるために会場の角二か所に分散。
12の泡盛酒造所と沖縄県酒造協同組合の泡盛が並んだ。
沖縄から「残波」で知られる有限会社比嘉酒造からスタッフが来ていた。
八重山からは請福酒造の「直火請福」、組合からは今年のテレビドラマのタイトルにもなった「ちむどんどん」という銘柄も提供された。
そして今回は、恒例の泡盛の女王が番号札を引くお楽しみ抽選会に加え、5種の銘柄を当てる「利き泡盛大会」も実施。
これまで何回か本会に参加したことがあるが「利き泡盛大会」は初めてのプログラムだ。
今年は、沖縄本土復帰50周年記念および本会の20回目という節目でもあるので、特別な内容なのだろう。
(「利き泡盛大会」については、後日別記事を公開。)
3年ぶりの開催となった「輝く泡盛・京の錦秋の集い」は、泡盛や沖縄文化を楽しむ人々の笑顔であふれていた。
新型コロナ感染症の第8波が心配される声も聞こえて始めているが、本会が小規模であっても無事に開催されたことを泡盛ファンの一人として嬉しく思う。
あまくまたーかー