やいまーる外電

残暑のなか、エイサーで東京・町田の街が熱く燃えた!

 9月8日(土)、9日(日)の両日、東京都町田市の町田駅(JR・小田急)周辺の会場で「第32回フェスタまちだ2018~町田エイサー祭り」(主催=町田市中央地区商業振興対策協議会など)が開催された。

 町田は、沖縄県出身者や、その子孫が数多く住む神奈川県に隣接する街とあって、古くから沖縄文化が根付いており、エイサーも盛んだ。

 初日は市民広場で2団体がエイサー演舞を披露し、駅周辺の道路では、地元の町田琉、町田エイサー青海波が“道じゅね”で練り歩き、盛り上げた。

 メインイベントとなる2日目は、9月ながら、30度超えの好天で、エイサーには絶好の天候となった。

 町田を拠点にする町田琉、町田エイサー青海波、町田遊星や、町田に縁が深い和光青年会など、関東から19団体が参加し、カリヨン広場、東急会場、浄運寺会場で、入れ替わり、立ち替わりで、熱の入った演舞を披露。

 フィナーレは出演団体、観客が入り乱れての大カチャーシーを繰り広げ、熱狂の渦で幕を閉じた。

 また、市民広場では琉球舞踊、琉球民謡が披露され、「ぽっぽ町田」会場では、昨年に続き、“沖縄音楽界の大御所” よなは徹がフリーライブを開催し、多くの観衆を、その歌声で酔わせていた。

 今年は関東最大級のエイサー大会である「新宿エイサーまつり」(7月28日)が台風接近による悪天候のため、有力団体が相次いで出演を辞退し、わずか2時間で打ち切りになる消化不良な事態になった。一方、それに次ぐ規模の「町田エイサー祭り」は天候にも恵まれて、エイサーファンの溜飲を下げてくれたようだ。

 “地域密着”のエイサー大会である「町田エイサー祭り」は、「新宿エイサーまつり」とは、ひと味違う良さがある。来年もまた、町田市民、エイサーファンを熱く燃えさせてほしいものだ。

(取材・文=ミカエル・コバタ)

第25回沖縄の工芸展 ~沖縄工芸ふれあい広場~

沖縄の工芸展
期間:2018年9月7日(金)~9日(日)
場所:時事通信ホール(東京都)
 
 

昨年、例年の開催時期と旧盆が近かったために9月後半に開催された本展は、今年は従来の9月上旬の時期に開催された。
初日オープン前、出展する組合の方々のミーティング場所から、琉球舞踊による座開きが行われている音が聞こえた。
平日にもかかわらず、先着順抽選会にはオープン時から人々が並んだ。
 
今回もまた八重山からは、八重山上布・ミンサー(石垣市)、八重山ミンサー(竹富町)、与那国織が出展した。
 
 

●八重山上布・ミンサー(石垣市織物事業協同組合)


今年新しく、組合のタグを作ったとスタッフさん。
藍色の生地に「石」の字をデザイン化されたタグがついた小物は、ちょっとしたデザインの工夫でかわいい感じの印象になっていた。
以前から石垣市伝統工芸館で販売されていた星座の栞の種類も増やしたそうだ。
八重山上布の小物入れは、内側も上布とのこと。

 
 
着物展示会場の方では、石垣市と竹富町、与那国町の織物が一角に並んでいた。
(石垣市、竹富町の八重山上布とミンサー織のコーナー)

八重山上布の手仕事の実演コーナーでは、縦絣糸の捺染の作業がなされていた。
昨年は横糸の捺染実演だったので、今年は縦糸のやり方を紹介するのだそうだ。
画像は、捺染の前段階、染める場所に印を付けている様子。
糸を括って防染するのではなく、糸に直接染料を擦り込む独特の技法を見られる貴重な機会だ。

 
 

●八重山ミンサー(竹富町織物事業協同組合)


西表島や竹富島で織られたミンサー織の帯やバッグ、普段使いの小物が並んだ。
八重山上布の絣模様のしおりもあった。

組合の拠点の一つである「西表手仕事センター」では、そんな手仕事の様子を見学することができる。 https://yaimatime.com/shops/7441/
事前に予約をすればミンサー織り体験も可能だ。
 
 

●与那国織(与那国町伝統織物協同組合)


着物用として織られる与那国花織は絹糸で作られている物が多い。
島の祭りなどで着る伝統的な着物・与那国ドゥタティは綿や苧麻で織られており、一見黒と白の2色に見えるが紺色が入っているのが特徴だ。
その着物を身に着けた、与那国織の伝統工芸士・請舛姫代(うけます)さんが手にしているのは、ご自身の手織りによる手ぬぐい。

模様のところは真田織と呼ばれ、裏表同じ柄になる特殊な技法の織り方なのだそうだ。
その技法が複雑なため現在は織り手が少なく、請舛さんは若手が受け継いでいってほしいと期待を語られた。
この手ぬぐい「与那国シダディ」は米寿を超えて亡くなった方の葬式にも使われるので、長寿のご老人がいる家庭には必ずあるのだとも教えてくださった。
銀座わしたショップでも購入できるが、品薄のようだ。
 
着物展示会場には、与那国織の反物も展示されていた。

 
 
パンフレットによると、会期中は他にも、イベントブースで産地講演会として八重山上布・ミンサーの解説がなされたり、大工哲弘、神谷幸一の二人の民謡唄者によるスペシャルトークショー「三線の魅力について」なども予定されていた。
 
沖縄県内の様々な伝統工芸品の産地組合が一堂に会する本展。
気に入った物と出合ったり、生産者さんとご縁ができたなら、次はその産地や組合を訪ねるのも旅の一つの楽しみとなるだろう。

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平成30年度 とぅばらーま大会 関西予選会

   とぅばらーま大会 関西予選会
 
   日時:9月2日(日)13:00~
   場所:大阪沖縄会館 4階ホール(大阪府大正区)

 
 
 
平成4年(1994年)から始まった「とぅばらーま大会・関西予選会」が、今年も開催された。

 
会場である大阪沖縄会館・4階ホールは満席状態で、途中で椅子の追加がなされるほどの賑わいぶりだった。

 
今年は20名、20代から80歳までの老若男女が予選会に挑戦した。
京阪神地区の人が大半の中、愛知県からエントリーした人もいた。

 
審査中に行われた八重山舞踊。
「イダ舟」、「高那節」、「白保節」。

愛らしい笑顔で踊る少女におひねりが投げ込まれた。
 
 
今年の最優秀賞は塗田康晃さん(左)、優秀賞は北林直樹さん(右)が獲得した。

塗田さんは、10年ほど前にもこの予選会で最優秀賞を得たのだそうだ。
講評では、声のいい人や声量のある人など全体的にレベルが上がったとのこと。
最優秀者・塗田さんは、9月に石垣島で行われるとぅばらーま大会へ出場予定だ。
 
審査発表の後に、最優秀者・塗田さんの独唱が行われた。
舞台の上の出場者も、会場の観客もあらためて静かに聞き入った。

 
六調節、みるく節、ヤーラヨーでの締めくくりで、無事に予選会が終了した。

 
 
———-
予選会終了後、大正駅近くの沖縄料理屋に寄る人々も少なくなかった。
あるグループにご一緒させていただき、筆者も参加した。
予選会に参加した人達、大会を楽しんだ観客の人々などのいくつかのグループでお店も満席。
飲めや歌えやの打ち上げ状態だ。

 
外でエイサーの音が聞こえたので出てみた。
地元のエイサーチーム・がじまる会の道ジュネだった。

来る9月9日(日)開催の、エイサーまつりの告知がなされた。
(昨年のエイサーまつりの様子 https://yaimatime.com/yaimal-gaiden/34277/ )
今年も近畿八重山郷友会の下部組織「やいまー会」が参加する。
近畿地方や愛知、東京のエイサー団体や、沖縄本島からもゲスト団体が来る。
今年も大いに盛り上がることだろう。
 
【第44回エイサーまつり】
日時:2018年9月9日(日) 12時~20時
会場:大正区千島グラウンド(大阪市大正区)

《関連リンク》

鴨川納涼2018で京都沖縄県人会が活躍!

日時:2018年8月4日(土)17:00~22:00
8月5日(日)17:00~21:00
場所:鴨川右岸 三条~四条間(京都市)

 
 
 
2年ぶりに、京都の鴨川納涼2018のイベント会場を訪れた。
今年で49回目だ。

三条大橋の東詰めから見た鴨川堤防には、先月の西日本豪雨で崩れた跡に黒い土嚢が詰まれ、まだ被害の生々しさが残っていた。

今年はその場所を避けて、30ほどの京都在住の各県人会や、京都の伝統工芸の団体、京都府の市町、河川美化団体などがブースを出していた。
筆者が訪れたのは2日目で、この日の京都は39.5度を記録したらしい。
そんな暑さにも負けず、今年も多くの人々が訪れて楽しんでいた。

京都沖縄県人会のブースは、2年前と同じ、三条側から三つ目にあった。

沖縄焼きそば、ゴーヤーチャンプルー、サーターアンダギー、オリオンビールや泡盛など、様々なウチナームンが販売されていた。

京都沖縄県人会のみなさんは、手分けして額に汗をにじませながら役割を果たしておられたが、この厳しい暑さの中、特に鉄板で調理されている会員の方々には頭が下がる思いだった。

舞台では、琉球舞踊がちょうど披露されていた。

筆者は、沖縄県人会ブース奥のイートインコーナーにお邪魔して、居合わせたみなさんたちとひと時を過ごす。

京都には県人会と連携を取りながら活動することも多い「京都沖縄ファン倶楽部」という団体もあり、内地の沖縄ファンの人達も今日は多く来場していたようだった。
唄三線を聴かせてくださった方とそのお隣の男性は、京都の方。三線の男性は、京都や大阪で三線教室をしているのだそうだ。

唄に合わせて、三板を鳴らす人、指笛を吹く人などもいて、とても楽しいひと時だった。
ブースやその近辺では、県人会だけあって、八重山の方、沖縄本島や宮古島出身の方など、沖縄県内の様々なところから京都に来て暮らしている方々のお話をうかがえた。
 
 
県人会ブースを後にして、京都染織青年団体協議会による「友禅流しファンタジー」を見に行く。

昔ながらの、染めた反物を川で洗う様子を見ることができた。
沖縄県人会ブースがある三条側から、もう片方の端の四条側まで歩いてみる。
たどり着いた頃には、日が暮れ始め、提灯や橋の向こうの南座に明かりが灯った。

この日は21時までイベントが続くようだった。
熱中症患者など出ず無事に終わることを祈りながら、会場を後にした。
 
 
 
京都沖縄県人会
 
京都沖縄ファン倶楽部

新宿エイサーまつり、雨天・台風接近のなかでの強行開催に賛否両論

 今年で17回目を迎えた「新宿エイサーまつり」(同大会委員会主催)が、7月28日土曜日に、「新宿に沖縄の風舞う」のサブタイトルのもと、新宿東口一帯で開催された。

 あいにく、この日の東京地方は台風12号接近により、終日雨で、夕方からは豪雨の予報が出されていた。そのため、同日に関東地方で予定されていた主たる野外イベントは、事前に中止が決まり、「墨田川花火大会」は翌29日に順延された。

 そんななか、「新宿エイサーまつり」実行委員会は当日午前8時に、荒天での決行を決断。同イベントは過去16回、雨による途中打ち切りこそあれ、1度も雨天中止がなかった。それ自体が奇跡のようなものだが、実行委員会はジンクスを信じて、強行開催に踏み切ったようだ。

 だが、雨のみならず、台風接近という悪条件下での決行に、多くの出場団体が異を唱えた。当初、26団体(関東22、沖縄県下4)が出場を予定していたが、辞退が相次ぎ、最終的に16団体(主催者発表)のみの参加となってしまったのだ。断腸の思いで辞退した団体も、出場を決めた団体も、思い悩んだ末の決断だったに違いない。

 雨の中での演舞となると、演者にとっては健康被害のみならず、太鼓、旗、地謡者の三線や音響装置に著しい影響を及ぼし、集中力も欠くだろう。観客にとっても、雨に濡れながら、傘を差しての観覧となると不都合極まりない。
 折しも、7月上旬には中国地方、四国地方を中心に西日本豪雨が発生し、多くの犠牲者、行方不明者、被害者を出したばかり。豪雨のなかでの開催では、事故も起こり得るし、ましてや台風が接近するとなると危険。公共交通機関が止まり、演者、観客の帰りの足への影響も出かねないのだ。

 実行委員会が決行を決めた後、東京地方では小雨が降っていた。午後0時から、オープニングアクト(空手)が披露され、午後0時半からオープニングセレモニーが開かれたが、その頃には雨はパッタリ止んだ。「ジンクスは生きていた」と言えなくもないが、その後の予報を見れば、後に豪雨となるのは明らかだった。

 オープニングセレモニーには、同時開催の「沖縄音楽フェスティバル」(新宿文化センター大ホール)に出演する、“沖縄音楽界の大御所”古謝美佐子、石垣島出身のやなわらばーが登場し、琉神の舞いとともに唄を披露。お笑い芸人のパンサー、宮川たまこも壇上に上がり、オープニングを盛り上げていた。また、ミス沖縄コバルトブルーの宮原かなさんも来場し、沖縄観光PRに努めた。


 
 
 昼の部(午後1時~4時)の演舞は、いつ雨が降ってきてもおかしくない天候のなか、スタートしたが、午後2時半頃には、ついに降雨。その後、予報通り、雨足が強くなり、強風が吹き始め、午後3時過ぎに、打ち切りとなった。これにより、新宿東口と西口で開催予定だった夜の部(午後5時~8時)は中止された。

 演舞が披露されたのは、わずか2時間ほど。多くの有力団体が出演を辞退したため、華やかさに欠け、演舞がない枠も生じ、盛り上がりに乏しいイベントとなった。

 実行委員会側には「なんとか昼の部だけでも開催したい」との思惑があったようだが、それもかなわず。来場者も例年の半分程度に激減した。台風が迫るなかでの強行開催には、毎年足を運んでいる愛好者のなかでも賛否両論が巻き起こったようだ。

 同イベントは、交通量の多い新宿通りを一時通行止めにするため、代替日の設定が難しい。今回のように、台風が接近するなかで強行開催したのでは、演者やファンから反対意見が生じるのは免れない。なかには「よく開催してくれた」との声もあったようだが、このような中途半端な開催では、楽しめた人は少ないだろう。

 このイベントは何のために行われているのか? それは実行委員会の自己満足のためではないだろう。あくまでも、この日のために練習に励んできたエイサー団体、毎年楽しみにしている観客がいてのものだろう。豪雨、強風では演者、観客の安全も担保されない。

 このようなことが起きないよう、今後は公園などに会場を移して、順延日を設けるなり、雨天の場合は新宿区内の屋内施設を使用して実施するなりの対応が必要だろう。それにしても、台風接近での開催は誉められたものではない。台風を甘く見てはいけないし、今後に課題を残した。実行委員会には、この経験を今後に生かしてほしいものだ。
 
 
 また、伊勢丹百貨店新宿店では、関連イベントとして、7月25日から30日まで、「沖縄展」を開催。我が石垣島からは、「金城かまぼこ店」「石垣の塩」などが出店し、行列ができるほどの盛況ぶりだった。

(取材・文=ミカエル・コバタ)

猛暑のなか「中野チャンプルーフェスタ」が盛大に開催される!

 7月14日(土)、15日(日)の両日、東京・中野区のJR中野駅北口一帯で、「中野チャンプルーフェスタ」(主催=中野北口昭和新道商店街)が開催された。

 会場となったのは、全国的にも有名な施設・中野サンプラザの前の広場や、隣の中野区役所前広場など。

 同イベントは2005年にスタートし、今年で14回目を迎えた。開催目的は地域の活性化と文化交流で、沖縄の根幹となる精神を守り続け、首都圏における沖縄伝統芸能の普及に努め、新たな相互交流の場として確立していくことを目指している。その長年の成果で、同区内には数多くの沖縄料理店、エイサー団体が存在する。

 まだ7月半ばとはいえ、両日とも折からの猛暑となったが、これもまた“沖縄らしさ”を感じさせる天候だった。

 イベントではエイサー演舞や沖縄アーティストによるライブが披露され、三線体験ワークショップも催され、多くの沖縄グルメの出店があった。

 昨年まで、「後援」にとどまっていた地元・中野区は、今年は「協賛」となり、イベントがより地域密着が強化された。
 来年以降も、中野区と沖縄の文化交流のため、開催を続けてほしいものだ。

(取材・文=ミカエル・コバタ)

先週末は、近畿地方で音楽イベント目白押し!

記録的な猛暑が続く近畿地方で、週末、様々な音楽イベントが開催された。
 
筆者が把握していただけでもご覧の通りで、八重山出身のアーティストや八重山民謡の唄者が、あちらこちらで活躍した。
  
 
●2018年7月21日(土)

・きいやま商店 ミニライブ&特典会
【会場】あべのHoop 1F オープンエアプラザ(大阪市)

・2018年滋賀で石垣Night
(きいやま商店、宜保和也、他)
【会場】はたスポーツ整形クリニック(滋賀県守山市)

・増田めぐみ 八重山民謡ソロアルバム発売記念ライブ
【会場】大衆肉酒場きたうち 中津店(大阪市)
  
 
●22日(日)
  
・UTAOTO JAM
(きいやま商店、池田卓、大城謙、他)
【会場】服部緑地野外音楽堂(大阪府豊中市)
  
・増田めぐみ 八重山民謡ソロアルバム発売記念ライブ
【会場】いけだ おきフェス(大阪府池田市)
 
 
 
中でもきいやま商店は、今月4日に発売されたニューアルバムのプロモーションで、このところ各地を精力的に飛び回っている様子だ。
 
筆者はあべのHoopで開催されたきいやま商店のミニライブへ行ってきた。
 
 
(リハーサルの様子)

ライブスタートのかなり前から、ファンたちが会場に集まっていた。
 
HOOP内に店舗を構えるタワーレコード主催で、当日最新アルバムを購入した人にはサイン会の特典があった。
 
野外の会場は、通りがかりの人たちも気軽に参加できるようになっていた。
 
しかし、この日も大阪は気温が体温並みの炎天下。
 
特にステージ前には日陰がない。
 
ミニライブは約30分とはいえ、演奏する側にとっても聴く側にとっても、ハードだった。
 
 

ライブ15分ほど前からリハーサル開始。
 
本番とは違う曲を数曲演奏してくれるサービス精神が嬉しい。
 
そのまま本番へと移る。
 
 
今回は新しいアルバムからの曲は、「オーシャンOKINAWA」、「ちゃー釣りばっかり」、「 Sea side 島 drive」。
 
さらにリハーサルで「気ままな日曜日」、「悲しくて」も聴かせてくれた。
 

本番序盤にギターの弦が切れてしまうアクシデントもあったが、彼らの定評あるライブパフォーマンスに、聴衆は終始笑顔で踊ったり手拍子を打ちながら楽しんでいた。
 
最後は「沖縄ロックンロール」で、お決まりのタオル回し。

 
 
最後まで観客の熱中症を気にしていてくれたきいやまのメンバー。

彼らこそこの暑さ厳しい時期にまだ続くであろうプロモーション活動を、どうか身体を壊したりすることのないよう、無事に乗り切ってほしいと思ったのだった。
 
そして、9月から始まる7th ALBUM「オーシャンOKINAWA」ツアーで、また全国にその魅力を届けてほしい。
  
 
●TOURスケジュール(詳細は公式ページ参照)

・【東京】 9月8日(土)  
・【東京】 9月9日(日)  
・【名古屋】 9月11日(火) 
・【高松】 9月12日(水)
・【岡山】 9月14日(金) 
・【福岡】 9月15日(土) 
・【大阪】 9月17日(月祝)
・【沖縄】 9月22日(土) 

●きいやま商店10周年スペシャル企画
「TOUR後夜祭 ファンミーティング in 沖縄」
【沖縄】 9月23日(日)

東京スカイツリーの横で「美ら島フェスティバル」開催!

 7月13日(金)から16日(月)までの4日間、東京・墨田区の東京スカイツリータウンに隣接する東京ソラマチ1階ソラマチひろばで、「第7回美ら島フェスティバル」が開催された。

 同イベントは一昨年の第6回まで、池袋の東武百貨店で催されていたが、今回、会場をスカイツリータウンに変更し、2年ぶりの開催となった。

 会期中は連日、フリーライブが開催され、石垣島出身のカワミツサヤカ、鳩間島出身の加治工勇、かじくあつしを始め、多くの沖縄アーティスト、舞踏家たちが、スカイツリーのすぐ横で、心地よい歌声、演舞を披露した。

 同イベント会場では、沖縄そば、オリオンビールなどの飲食ブースや、沖縄観光PRブースも設けられていた。

 また、東京ソラマチのレストラン街では、沖縄の食材、メニューを使った「沖縄グルメフェア」が9月2日まで開催されており、沖縄の“食”をアピールしている。

 さらに、スカイツリー展望デッキフロア350「SKYTREE CAFE」、すみだ水族館「世界の金魚ビアホール」でも沖縄メニュー、ドリンク、オリオンビールを提供しており、今からでも楽しめる。

 東京都内でも指折りの観光地である、スカイツリーの横で、催される沖縄フェスだけに、今後もぜひ継続的に開催してもらいたいものだ。

(取材・文=ミカエル・コバタ)

第1回「大阪ベイタワー琉球フェスティバル2018」が開催される

大阪ベイタワー琉球フェスティバル2018
日時:2018年7月14日(土)、15日(日)
   12時~17時
会場:大阪ベイタワー(旧ORC200)アトリウム

 
 
 
昨年レポートした「ORC200夏祭り!!琉球もーあしびー 沖縄島唄ライブ」の開催場所である「ORC200」が、今春「OSAKA BAY TOWER(大阪ベイタワー)」と施設名称を変更した。
 
それに伴いイベント名も「大阪ベイタワー琉球フェスティバル2018」となり、先日第1回目が開催された。
 
7月14日(土)に やなわらばー(石垣島)、15(日)には きいやま商店(石垣島)、与那覇歩(与那国島)などが参加した。
 
15日の様子をお届けしよう。
 
 
 
会場となったビルの吹き抜けスペースには、ステージと椅子席、その後ろには飲食もしっかり楽しめるテーブル席コーナーが設けられていた。

周辺にはピクニックシートを敷き円座になっている人たちもいて、めいめいにライブや沖縄料理などの飲食を楽しんでいた。
 
 
エイサーチーム琉神、宮古島の方言で「忘れられない」という意味の男性デュオ・ばっしらいん、代表曲「ユイユイ」でおなじみのゆいゆいシスターズと続いた。

琉神は、他のアーティストのステージにもたびたび登場し、雰囲気を盛り上げた。
 
 
4組目にきいやま商店が登場!
「バッペータ!!」で始まり、7月4日に発売されたばかりの7枚目CDから新曲「オーシャンOKINAWA」、「ちゃー釣りばっかり」、「気ままな日曜日」を披露。

アルバムタイトルでもある「オーシャンOKINAWA」は、Peach Aviation バンコク(タイ)-沖縄線 WEBCMテーマソング になった。
歌詞は八重山の島々が題材となっていて、CMはPeach Aviation公式ページで閲覧できる。
 
後半にはこれまでの代表曲が続き、会場も大いに盛り上がった。

 
 
きいやま商店の演奏の後、ステージでは抽選会が行われた。
その間、物販ブースへと移動した彼らの商品と直々のサインを求め、ブースには観客の長い列ができていた。
 
 
抽選会の後は、トリとして与那国島出身の与那覇歩が登場した。
客席に関西与那国島郷友会の方々を見かけた。
おそろいのTシャツを着て最前列で応援している姿もあった。

与那覇歩は、時にしっとりと歌い上げ、時に聴衆を巻き込み一体感を感じられる曲目で会場を沸かせ、どこまでも伸びていきそうな歌声で人々を魅了した。

 
「大阪ベイタワー琉球フェスティバル」は、大盛況の内に1回目が終了した。
来年以降も楽しみである。

多摩動物公園・昆虫生態園で、八重山の蝶や昆虫と出あう

以前「やいまーる外電」でご紹介した八重山など南西諸島に生息する蝶が放たれている施設の一つ、多摩動物公園 昆虫生態園(東京都日野市)へ行ってきた。
  
  多摩動物公園 昆虫生態園 
 https://www.tokyo-zoo.net/topics/profile/profile08.shtml

  記事「八重山の蝶が見られる昆虫展示の施設へ行ってみよう」
 https://yaimatime.com/yaimal-gaiden/47561/ 

多摩動物公園では、約320種の動物がおり、放養形式で展示されている動物たちは広い放飼場でその様子を見ることができる。
昆虫園は、そんな動物園の入口右手エリアの一角にあり、温室内で数多くの蝶を観察できる「昆虫生態園」と、標本や模型、珍しい昆虫の展示がある「昆虫館本館」という二つの建物に分かれている。
年中数多くの蝶が舞う大きな温室に続く廊下には、「南西諸島のいきもの」の展示コーナーがあった。
八重山でも見ることのできる様々な虫などが飼育展示されていた。

ちょうどヤエヤマサソリの子どもが生まれたばかり時期で、生まれて数日間だけ母親が背中に乗せているという貴重な様子を見ることもできた。

  
●オオゴマダラのサナギ観察コーナー

オオゴマダラの黄金色のサナギも間近に見られて感激。
ガラス窓の下には、幼虫やサナギの成長段階の画像もあった。
一匹の幼虫が、サナギへの脱皮段階に入っていた(画像左下)。
まだ幼虫の姿だったので、「蝶を見てからもう一度来たら、脱皮の途中が見られるかな」と、先へ進んだ。
間もなく羽化しそうな色のサナギもあったので、タイミングが合えば、羽化の様子も見られるのかもしれない。
 
  
●放蝶温室は蝶の楽園!
いよいよ蝶の温室だ。
入口には3月に放蝶した数として、1700匹超の数字が表示されていた。
ワクワクして中に入ると・・・、そこは蝶の楽園だった!

思わず「わぁ~・・・!」と感動の声が口から自然と出てきた。
 
一方、虫嫌いの人には恐怖の空間になるようだ。
入り口付近でなぜか「ごめんなさ~~い」と泣き叫びながら親御さんにすがりつく小さな女の子や、「あ~、ダメだ、ダメだ」と友人の腕にしっかりしがみつきながら、身をすくめて恐る恐る歩く若い女性などの姿もあった。
(どうしてもだめな場合は、入口から近いところに出口もあるので、出て待つこともできる)
 
八重山で見かけたことのある蝶があちこちで舞う。
イシカケチョウ、ツマムラサキマダラ、リュウキュウアサギマダラ、リュウキュウムラサキ、オオゴマダラ。

ホウライカガミに集まるオオゴマダラの産卵の展示もある。

ラッキーな人はこんな体験も!

バッタやトンボもいて、虫が好きな子どもたちは、それらを追いかけて大喜びで動き回っていた。
月桃、デイゴ、クワズイモ、ランタナなど、八重山に生育する植物も色々見ることができる。
ホウオウボクの実の楽器は、鳴らしてみるとカラカラと音がした。


 
 
●ふたたび、オオゴマダラの生態観察コーナーへ
温室の出口の先の廊下には、南西諸島の昆虫の飼育展示の続きがある。
建物の一周してから再度、あのサナギへと脱皮しそうな雰囲気だったオオゴマダラの幼虫がどうなったか見に行った。
 
・・・なんと! 脱皮は終わり、すっかりサナギの姿に変態していた!!

下には脱ぎたてホヤホヤの幼虫の皮。
温室に入る前に観察していた時から約35分。
想像していたよりもすごく短い時間で脱皮することに驚いた。
その貴重な瞬間を見られなかったことが残念だった。
 
どんな風に脱皮するのか気になって仕方がなかったので、動画を探してみた。
ものの10分ほどで脱皮が終わることが分かったのと、サナギとはじっとしているものだと思い込んでいたので、サナギの形をしたものが激しく動く様子に衝撃を受けた。
 
【動画】
・石川県ふれあい昆虫館 蝶の「オオゴマダラ」が幼虫から蛹になるシーン
 https://www.youtube.com/watch?v=pW7QAFEe6wM
 
・沖縄・石垣島 オオゴマダラ蝶の羽化 ~映像動物図鑑
 https://www.youtube.com/watch?v=V9FpgSbsp6Q
 
 
昆虫生態園の体験レポートは以上だが、ここだけでなく動物園のあちこちで好奇心が刺激され、驚きや感動、動物たちのこどもの動きに心和むなど、様々に楽しめた。
多摩動物公園は敷地が丘陵地になっていてアップダウンがあり、動物の飼育エリアを方々歩くと、かなりいい運動になる。
木々が多いエリアでは森林浴もできた感じがする。
 
八重山気分を味わえる多摩動物公園 昆虫生態園。
「あぁ、八重山の自然の中で飛んでいる蝶を見たい。また八重山に行きたいなぁ」と旅の虫がうずうずしてきたのだった。

八重山をフィールドにしている写真家の話を聴く

「生き物の決定的瞬間を撮る」発売記念写真展 
~野鳥・昆虫・哺乳類・植物の撮影テクニック~
 
日時:2018年6月9日
場所:オリンパスプラザ東京 ショールーム(東京都)

 
 
今年5月、日本自然科学写真協会(SSP)の監修により、「生き物の決定的瞬間を撮る」(文一総合出版)が発売された。
それを記念して、「生き物の決定的瞬間を撮る」発売記念写真展(6月8日(金)~13日(水))の会期中に、トークイベントが開催された。
本書の中でSSP会員のプロたちがオリンパス製のカメラをもちいて撮影した写真が展示され、トークショーでは撮影者直々にそのテクニックや撮影よもやま話が紹介された。


 
 
ところでみなさんは、石垣島の離島ターミナルすぐ近くに「海人Tシャツ」の店があるのをご存じだろうか?(※現在は建て替え中です。「やいまタイム」スタッフ補足)
その店の看板に用いられている青く美しい海の画像を撮影した写真家が、本イベント2部に登壇した。
黒柳昌樹さんである。
東京出身。東京の街を背景に飛ぶチョウ、沖縄の八重山諸島をフィールドに動植物や自然を撮影しておられる。 (ホームページ:「八重山蝶瞰図」http://yaeyama.icurus.jp/ )

トークイベントでは、蝶が飛び立つ瞬間を撮影するコツの一つとして、自身が命名した「他人トリガー」というテクニックが紹介された。(詳しくは本書参照)
簡単に説明すると、蝶は市街地や観光地などで往来する他者の気配や鳥の姿などに反応して飛び立つ習性があるのだそうだ。
その習性を理解し、止まっている蝶の飛び立つであろう方向にピントを合わせて待っていると、パッと飛び立つ瞬間にも、ぴたりとピントが合った写真を撮影できるのだそうだ。
スライドでは、八重山で撮影された蝶の画像がいくつか表示された。

黒柳氏だけでなく、他の写真家も共通して言っていたのは、「その生き物の習性をよく理解し、それに合わせてピントや撮影位置を決める」ということ。
なるほど、と思った。
筆者の場合は、蝶が止まってから近づいて行くから逃げられるのだなと振り返る。
そうやって逃げられて残念に思ってその場に立っていると、また別の蝶がやってくる。
「来たっ」と思ってカメラを急いで構えると、今度はその腕の動きに反応して逃げられた。
反省してその次は、そーっと腕を動かして構えたらうまく撮れたことがあったと思い出した(止まっているところだが)。

「わかる」と「できる」には、隔たりがある。
地道な練習も必要、と、黒柳氏。
自宅でできる、「カメラで瞬間をとらえる」練習方法が紹介された。
ご本人もその努力をされていると聞いた。
また、人を唸らせる決定的瞬間の一枚の裏にある、数多くの没写真の存在も忘れてはならない。
没写真の数は地道な努力の証だと筆者は思う。
さらにこれに、やはりカメラの性能と、それを知り尽くして駆使するからこそ、プロの写真は違うのだと思った。
(最近はコンパクトカメラでも多機能過ぎて、マニュアルもやたら厚くて、まだまだわからない・使っていない機能が一杯の筆者)
 
展示会場には、書籍に掲載されている黒柳氏が竹富島で撮影した蝶の大きな写真があった。
また、コウモリの写真家大沢夕志氏の作品で、石垣島で撮影されたクビワオオコウモリの飛んでいる写真も印象深かった。
暗くなってから飛び回るコウモリは、いったいどんな姿で飛んでいるのだろうと、八重山でコウモリを見たときに思った。
大沢氏の作品は、フラッシュを連続で焚きながら連写し合成することで、1枚の画像にその瞬間瞬間の複数の姿が映っていた。
確かに白い首輪をつけたようなコウモリだった。
 
八重山の生き物たちがどんな姿をしているのか興味があるものの、動きが早いものや、臆病で姿を現さないもの、夜活動するものなど、肉眼ではなかなか見ることができないものたちもいる。
八重山をフィールドにしている写真家たちの努力と忍耐と、膨大な試行錯誤のおかげで、こうした生き物たちの姿を見せてもらえた。
クビワオオコウモリというコウモリが八重山にいると今回初めて知った。
 
カメラ撮影のこと、八重山の生き物のことなど、いろいろ知ることのできたイベントだった。
 
 
なお、第39回SSP展「自然を楽しむ科学の眼 2018-2019」が、東京展を皮切りに全国各地を巡回中だ。
https://www.ssp-japan.org/
現在は、大阪のフジフイルムフォトサロンにて開催中。
会期は6月22日(金)~28日(木)。

OKINAWAまつり2018、楽しみ方いろいろ

OKINAWAまつり2018
日時:2018年6月9日(土)13:00~19:55、10日(日)12:00~19:55
場所:代々木公園(東京都)

 
 
「OKINAWAまつり」に取材や友人たちと楽しむことを目的に、2日間で3回会場に足を運び、いろいろな楽しみ方をした。
八重山出身のアーティストのライブを中心に、観客視点も織り交ぜてレポートをお届けしよう。
 
 

【1.一人参加】

 
3年ぶりに行ったら、規模がかなり拡大している印象で驚いた。
伝統芸能がメインの「彩風ステージ」では、琉球舞踊の上演がちょうど終わったところだった。
地方の中には日よけのタオルをかぶっている人もいる。
炎天下の中、琴や三線等の楽器は大丈夫だろうか、とか、衣装は汗だくだろうなどと気になりながら、メインステージ方面へ。
まずは、八重山そばのブースで「島柑橘踊る八重山そば」を買い、立食コーナーで腹ごしらえ。

そして、メインステージへの入場待ちをしている人だかりに混じる。
小さいお子さん連れの家族や、沖縄出身なのだろうか高齢者の姿もあった。
入場開始となったとたん、客席はあっという間に埋まる。
うまい具合に席を確保できた。
客席エリアは、後部席の人が見えづらくなるような日傘、一脚・三脚等は禁止なので、帽子や長袖が必須だ。

オープニングは、琉球國祭り太鼓のエイサー。
全国各地の支部から集まったメンバーが客席通路にも散らばり、迫力満点の演舞を繰り広げた。
会場は一気に沖縄ムードに染まり、熱が上がった。
 
エイサー終了後は通路も観客に解放され、ステージ前方に多くの人々が詰めかけた。
そして、きいやま商店(石垣島)が登場すると大歓声が起こった。

アップテンポの「八重山口説 『ミルクムナリ』」で始まり、一気にヒートアップ。
「カーーニバレ」、「僕らの島」、「離れてても家族」、「ドゥマンギテ」、「沖縄ロックンロール」などを演奏。
ファンたちの手拍子での合いの手やタオル回しなど、ライブ恒例のやり方があるようで、筆者もそれにならい大いに盛り上がった。
きいやま商店は、今年10周年の節目に7枚目のアルバムを出すのだそうだ。
ツアーも予定されている。
 
司会者が「例年にはないスタートからの盛り上がりよう」と驚く声を後に、一旦新宿へ。
(新宿では別のイベントを取材。レポートは、後日公開予定。)
 
 
 

【2.複数で参加(晴れバージョン)】

 
夕方、再び会場へ。 今度は沖縄好きの友人たちも一緒だ。
メインステージの観客席には3人並んで座れそうな余地は無い。
ラストのよなは徹&護得久栄昇のステージまでは、久しぶりの再会のユンタクと食事を楽しむことにした。
ステージから離れた場所に、ピクニックエリア状態になっている所を見つけた。
我々もシートを敷き、露店で色々購入。
ライブの歌声も小さく聞こえるし、ユンタクも周囲を気にせずできて、これはこれでよい。
(↓インスタ女子は、もっと“ステキな雰囲気”に撮影するのだろうか(苦笑))

周囲には、ライブより仲間で集まって飲み食いする事がメインの雰囲気のグループもあり、この祭を皆それぞれに楽しんでいた。
 
空が薄暗くなる頃、ステージの方で歓声が聞こえた。
いよいよ、よなは徹&護得久栄昇の時間だ。
食べ終えた我々もその場を撤収し、ステージを立ち見で楽しんだ。
張りのあるよなは徹の歌声に酔いしれ、護得久栄昇のショータイムを楽しむ。
奈良のイベントではレモンケーキが出てきた護得久栄昇の予備セカンドバックの中身は、今回はCD。
「あんたたち、買いなさいね」と、相変わらずの上から目線キャラが炸裂。

再びよなは徹が歌い上げ、徐々にテンポアップする音に乗せて、観客たちはカチャーシーを舞った。
一度ステージを去ったよなはだが、アンコールに応えるべく再登場。
「満月の夕」で、会場をしっとりとかつ力強さも添えて包み込んだ。
 
台風の影響による雨も心配されていたが、初日は沖縄本島を上回る気温で(スタート時に司会者から情報あり)、熱い一日だった。
 
 
 

【3.複数で参加(雨バージョン)】

 
二日目は雨。予報では荒天となる可能性もあった。
この日は別の友人たちととりあえず予定通り待ち合わせ場所に集合してから話し合い、小雨なので行ってみようということになる。
 
まだメインステージ上演までかなり時間があった。 傘をさして露店を見て回る。
観光協会や島々の紹介ブースが並ぶ「沖縄離島ストリート」エリアも行ってみる。
ある島のブースではクイズがあり、我々は3問全て答えた。
「昨日から200名くらい来て、全問正解は初めて」と、お土産をおまけ付きでいただいた(笑)
一緒に旅をした島のブースでスタッフさんたちとも立ち話。 情報をいただけるのが嬉しい。
ミス八重山の姿もあった。


 

メインステージの入場規制が解除されたら、席を確保。
荷物にカバーをかけて濡れないようにして地べたに置き、レインコートを羽織ってまず乾杯!(雨の日ライブは、傘ではなくレインコート必須)
露店で買ったつまみを食べながら開演を待つ。
オープニングを飾った琉球國祭り太鼓のみなさんは、小雨を吹き飛ばしそうな演舞で魅せてくれた。
昨日と違う演目もあり、両日来た甲斐があった。


 
本日ライブのトップバッターは、やなわらばー(石垣島)。
意外なことに、OKINAWAまつりに初めての登場とのこと。
雨天で前日より人が全体的に少ないのが残念(観客側は、席をゆったり座れてラッキーだが)。
歌が始まると、うっとおしい天気が気にならなくなるほど、清々しい歌声に引き込まれ聴き入った。

「いちごいちえ」、「海の声」、「じーちゃんとギター」、「平和の歌」、「拝啓○○さん」を歌う。
やなわらばーを初めて聴く友人は「よかった~」と。
筆者は、奈良のムジーク・プラッツ2018の時と同様、「じーちゃんとギター」でまた涙してしまった。
ライブの一人参加は小回りが利くが、複数参加だとこうやって感動を分かち合える良さがある。
やなわらばーは、メジャーデビュー15周年記念ライブを今夏東京で開催予定。
これからも素敵なハーモニーを聴かせてほしい。
 
 
やなわらばーの演奏途中から、カメラをしまいたくなるような小雨になり、終わると雨足が強まってきた。
まだ八重山出身のアーティストたちの出番もあったが、撤収を決めライブ会場を出た。
今度また、聴ける機会を得たい。
 
以上、OKINAWAまつりの様々な楽しみ方のご参考になれば幸いだ。

「おいしい かわいい 沖縄展」 阪急うめだ本店

「おいしい かわいい 沖縄展」
会期:2018年6月13日(水)〜19日(火)
会場:阪急うめだ本店 9階催場(大阪府)
http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/okinawa2018/pc/index.html

 
 
今年は40の店舗ブースと、「読谷やちむん市場」コーナーにやちむん(焼物)、琉球ガラス、シーサーなど約20工房の合同出展があった。
会期中は、毎日ライブやワークショップ、トークショーも開催される。
また、メイン会場である9階催場とは別に、10階で「僕らがつくる 新・沖縄展」も実施。
チラシには「ウェアや雑貨、フードなど、沖縄の“個”の作り手たちにフォーカス」とあった。
9階催場のブースをいくつかご紹介しよう。 
 
 
●MIMURI:バッグ・小物
http://www.mimuri.com/
 
テキスタイルデザイナー・MIMURIさんは石垣島白保出身。
那覇の公設市場から近い浮島通り沿いにショップを構える。
今年で4回目の出店。
MIMURIさんのデザインした布には、沖縄の生き物、植物、家などが描かれている。
その布で作られたバッグや小物が並ぶブースは、そこだけひときわカラフルだった。
そのデザインは、俵万智「オレがマリオ」文庫本 にも使われている。
コンセプトは「沖縄を持ち歩く」。

 
 
●西表島いやしろち:アクセサリー
http://iyashirochi.shop-pro.jp/
 
石垣島の桴海(ふかい)にギャラリーを構える。
「いやしろち」の意味は、webサイトに「そこにいるだけで元気になったり、なんとなく良い気持ちになったり、自然と動物が集まったり、植物や農作物が良く育つ場所を、太古の日本の人々は“いやしろち”(弥盛地)と呼んでいました」とある。
天然石や宝石、化石などを身につけられるように仕上げたハンドメイドのペンダントトップは、どれも一点物。
石垣島のギャラリーの営業日は新月・満月、それ以外の日は予約制とのこと。

 
 
●JEWEL EARTH(ジュエルアース):アクセサリー
https://ja-jp.facebook.com/jewelearth.ishigaki/
 
デザイナー池澤さんによると、ジュエルアースのホタル石は、暗闇でも光を放つのが特徴。
職人の手作りだ。
写真で拝見した黄緑色の光は名前の通りホタルのようだ。
そして、明るい光の下では澄んだ青い海をイメージさせる色。
その輝く青い海のような色を画像で上手くお見せ出来ずに残念だ。
ショップは石垣島のユーグレナモール内にあるので、ぜひ足を運んで実際に見てほしい。

 
 
●琉球麺茉家(まつや)
今年のイートインコーナーは、琉球麺茉家。
店舗は沖縄本島の浦添にあるが、そこで八重山そばを出している。
おばあさんが営んでいた石垣市川平「深道食道」の味を継承されているのだそうだ。
入口の掲示写真を見ると、八重山そばなので麺はちゃんと丸かった。
炙りソーキ(一日あたり限定50本)は、初日は夕方には完売となっていた。
時間の関係でそばを食べられなかったのが心残りだ。
 
 
「おいしい かわいい 沖縄展」の最終日、19日(火)は18時まで。
営業時間は、木・日月は20時まで、金・土は21時までとなっている。
曜日によって違うので、お出かけの際はご注意を。

代々木公園での「OKINAWAまつり」は大盛況で幕!


 今年で7回目を迎えた「OKINAWAまつり2018」(主催=同実行委員会)が6月9日(土)、10日(日)の両日、東京・渋谷区の代々木公園で開催された。

 年々、規模が大きくなり、来場者も増え続けている同イベントの2本柱は野外ライブと飲食ブース。
 メインイベントとなっている「STREET MUSIC FEST.」は、今年からメインステージのほか、新風ステージ、彩風ステージと3カ所で実施。八重山出身のきいやま商店やなわらばートレモノ宮良牧子を始め、沖縄音楽界の“大御所”よなは徹らの沖縄アーティストが多数出演し、詰めかけた大観衆を熱くさせた。


 
 
 彩風ステージでは、琉球國祭り太鼓によるエイサー演舞、琉球古典舞踊が披露され、沖縄の伝統文化に人々は心打たれていた。


 
 
 また、飲食ブースでは酒、沖縄そば、肉、タコライス、特産品など、約60店舗が出店し、人気店は行列ができるほどの盛況ぶり。そのほか、各離島の観光をPRするブースも設けられていた。

 初日は沖縄を思わせる30℃超えの暑さ、2日目はあいにくの雨となったが、それでも、両日とも、“沖縄”を肌で感じたい観衆を満足させていた。

 回を重ねるごとに、どんどん盛り上がってくる同イベント。来年もさらなるパワーアップを期待したいものだ。

(取材・文=ミカエル・コバタ)

埼玉・春日部市民が「エイサーまつり」で熱く燃えた!

 6月2日(土)、3日(日)の両日、埼玉・春日部市の「ふれあいキューブ」と「ララガーデン」(サポート会場)で、「粕壁エイサーまつり2018」(主催=春日部TMO・粕壁エイサー2018実行委員会)が開催された。

 もともと、埼玉と沖縄とは、あまり縁がないが、春日部商工会のメンバーが創作エイサー太鼓に感動し、同市民に伝えたいとの趣旨で、このイベントがスタートした。
 気が付けば、今年で13回目。かつては野外で催されていたが、10周年の2015年から「ふれあいキューブ」に会場を移した。その後、年々、来場者も増え続け、恒例行事として、すっかり同市民に浸透した。
 また、中山義隆・石垣市長のご夫人が同市の出身とあって、例年、同市長から祝辞が贈られており、石垣とつながりがあるイベントだ。


 
 
 初日は「埼玉東部三大演舞祭」として、春日部市民によるエイサー、草加市民によるよさこい、越谷市民による阿波踊りなどが披露された。

 2日目は、本格的な「エイサーまつり」で、和光青年会、琉球國祭り太鼓、琉球創作太鼓 零、町田琉、なんくるエイサー、沖縄創作太鼓 黄龍、春日部西口ロータリークラブ子供エイサー教室らが熱い演舞を披露。

 エンデイングは全出場チーム、来場者に加え、沖縄観光コンベンションビューローのマスコットキャラクターである花笠マハエちゃん、マハ朗くんも入り乱れてのカチャーシーで締めくくられた。

 会場内外には、オリオンビール、沖縄そば、サーターアンダギーなどの飲食物や、沖縄特産品の出店があり、両日とも、多くの観衆が、“沖縄の味”に舌鼓を打っていた。

 「新宿エイサー」のような都心での大規模なエイサーまつりとは違い、地域密着のエイサーまつりはアットホームで、心温まるもの。地元・春日部市民で、エイサーを始める人も増えてきただけに、今後さらに同市に根ざしたイベントになりそうだ。

(取材・文=ミカエル・コバタ)

夏川りみがサンシャインシティ「沖縄めんそーれフェスタ」の10周年に華添える!

 東京・池袋のサンシャインシティで、恒例の「沖縄めんそーれフェスタ2018」(主催=サンシャインシティ)が、5月25日(金)から6月3日(日)の10日間にわたって開催された。

 今年は10周年記念とあって、例年よりパワーアップ。沖縄物産展、沖縄ライブステージ、めんそーれビアガーデンのほか、ビル前のサンシャイン60通りで、「池袋めんそーれ祭り」と称して、8チームによるエイサー演舞が披露された。

その他、サンシャイン水族館、サンシャイン劇場、サンシャイン60展望台、レストラン街でもコラボイベントを開催した。

 終盤の3日間は、すっかりおなじみとなった「八重山諸島&宮古島アーティストライブ」が噴水広場と物産展会場で行われ、“石垣の歌姫”夏川りみが4年ぶりに出演。石垣在住の冒険家・八幡暁さんとのトークショー、そしてライブを行い、楽しい話と美しい歌声で観衆を酔わせていた。夏川の出番は平日(1日)だったが、大物アーティストとあって、多くの観衆が詰めかけていた。

 また、きいやま商店、やなわらばー、宜保和也、THE SAKISHIMA meeting(新良幸人&下地イサム)、池田卓らの八重山アーティストが熱唱して、イベントを締めくくった。
 区切りの10年目を終えた同イベントだが、次は15周年を目指して、沖縄、八重山を愛する人々の心を癒やしてほしいものだ。

(取材・文=ミカエル・コバタ)

奈良公園で八重山アーティストらが観客を魅了!(ムジークプラッツ2018 in 春日野園地)

ムジークプラッツ2018 in 春日野園地
OKINAWA × NARA 〜沖縄の音楽と笑い 命のお祝い(ヌチヌグスージ)フェスト
三線DAY&カチャーシーDAY

 
日時:2018年5月26日(土)、27日(日)13時~
場所:奈良公園・春日野園地(奈良県)
主催:奈良県 ムジークフェストなら実行委員会
 
 
 
奈良県では現在、今年で7年目となる「ムジークフェストなら」を開催中。
「奈良の街中が音楽であふれる28日間」として、県内の様々な場所で毎日音楽イベントが行われている。
沖縄音楽の野外ライブは、今年で5回目。
初日26日「三線DAY」の様子をお伝えしよう。
(公式サイト http://www.naraken.com/musik/musikplatz/platz02.html )

 
会場となった春日野園地は、広大な奈良公園の一角だ。
周囲には、春日大社や大仏の東大寺、早春を告げる山焼きで有名な若草山などがある。
奈良沖縄県人会が、物販や三線体験ブースを運営していた。
OKINAWAマルシェでは、オリオンビールや様々な食べ物を人々が買い求めていた。

 
司会の津波信一(沖縄のタレント)と小林真樹子(元琉球放送アナウンサー)が、明るく爽やかに開会のトークを始めた。
津波は、「奈良は信号待ちで、鹿が横断歩道を“かじゃでぃ風”で出てくる」と笑いをとった。
若草山もライブを見守る。

 
●柳清本流 松島とし子琉舞研究所
奈良で琉球舞踊の教室を持ち、知名定男の妹にあたる。
この日は兄の曲での創作舞踊も披露。

 
●登川流研究保存会 宮里政則民謡研究所
故・登川誠仁に弟子入りした宮里さんは、奈良や大阪などの三線教室で指導している。

 
●やなわらばー
オリジナルの「いちごいちえ」「平和の歌」や、未公開曲「じいちゃんとギター」、「花」「海の声」といったおなじみの曲のカバーなどを演奏。
さわやかな歌声が場内を包み込んだ。
「じいちゃんとギター」では、涙をぬぐう人々の姿もあった。
来る8月11日には、東京で「メジャーデビュー15周年記念ライブ ややや!やな祭り2018」が開催される。
詳しくは、公式ホームページにて。http://www.ya-na.net/

 
●前川守賢&元ちゃんバンド
「かなさんどー」「遊び庭」といった代表曲などで、縦横無尽にステージを行き来して盛り上げる。

 
●琉球笑タイム
1.護得久栄昇&仲座健太
お笑いコンビ「ハンサム」のコントキャラ「護得久栄昇」が登場。
仲座健太は、初代琉神マブヤーのハブデービル時代の決め台詞を聞かせてくれた。

2.三線レッスン
フィナーレに向けて、「十九の春」の練習。
ステージ上の出演者のリードに合わせて、合奏&合唱。
三線持参の人は演奏を、他の人は配付された歌詞カードを見ながら歌った。
 
●THE SAKISHIMA meeting
「サキシマのテーマ」から始まり、昨年出したアルバム「THE SILENCE OF SAKISHIMA」の曲や前のアルバムの曲を交えて歌う。
「エイヤ」(「旗波」)、「ササッ」(「夏至南風」)の掛け声で聴衆も盛り上がり、ラストは「ダニー・ボーイ」をしっとりと歌い上げてクールダウン。
新良幸人は、出番が待ち遠しくてたまらなかった様子で、幸せそうに演奏していた。
下地イサムは、「ユーニンガイ」のコーラス「ナウライ 世や ナウライ(実る 世は実る)」は「“奈良”ではありません」と、ジョークを交えて解説し、場内を沸かせた。

 
●知名定男&知名定人
沖縄民謡会の大御所とその息子による。
わざわざ前の席に移動する人達もいて、人々は静かに聞き入った。

 
●フィナーレ
演奏者全員がステージに上がり、聴衆も一緒にみんなで「十九の春」を合奏・合唱。
そして、カチャーシー。

 
終演後会場を後にする人々と、草を食む鹿。

美味しい沖縄料理でお腹を満たし、歌と笑いで心を満たす。
心身が喜ぶ感覚。「命のお祝い」・・・。
この日ここに集った人々だけでなく、生き物たちやあらゆる存在もこのまつりを楽しんだにちがいない。

白保の「やちむん館」が大阪にて出品 ~風水土のしつらい展2018~

風水土のしつらい展2018  ~再び、素材から始めよう!~
https://www.daimaru.co.jp/museum/umeda/fusuido_2018/index.html
日時:2018年5月16日(水)~21日(月)
場所:大丸ミュージアム(大丸梅田店15階、大阪府)
 
 
大丸梅田店で毎年この頃に開催される「風水土のしつらい展」に、今年もまたやちむん館(石垣島)がブースを出した。

 
今年の本展は、素材に立ち返るようなコンセプトのようだ。
やちむん館もいつもの様々な自然素材で作られた民具やアクセサリーだけでなく、生の植物を商品として用意してきていた。

クバ、マーニ、月桃の葉や、乾燥させた月桃の茎、シトロネラなどが壁面を飾った。

また、観賞用のアダンやオオタニワタリの小さな株もあった。

 
 
開催二日目には、会場内で月桃とシトロネラのガンシナーを作るワークショップが行われた。
シトロネラを輪に束ねて芯にしたものに、月桃の茎のテープを巻きながら編んでいく。

参加者のみなさんは2時間程で完成させたようだ。
ガンシナー作りのキットも売っていた。同じものが作れるらしい。

 
やちむん館の白保の工房では、民具講習をやっている(要予約)。
http://www.yachimunkan.co.jp/workshop.html
梅雨時期の八重山旅で雨に見舞われたら、空港からも比較的近い工房で過ごすというのも一案だ。
 
 
現在ANAの機内CMに、やちむん館の池原美智子氏らが登場しているらしい。
webサイトでも見られるので、ご紹介しておこう。
 
  セソコマサユキ監修 「まだ知らない『沖縄離島』に、会いに行こう」  
  4:自然と手仕事が溶けあう島の風景
  https://www.ana.co.jp/ja/jp/domestic/promotions/okinawa-islands/

15回目を迎えた川崎・はいさいFESTAが大盛況で幕! エイサー大会で熱く燃えた!

 今年で区切りの15回目を迎え、ゴールデンウイークの恒例行事として浸透した「はいさいFESTA2018」(主催=チネチッタ通り商店街振興組合/ラ・チッタデッラ)が、5月2日~6日の5日間、神奈川・川崎駅東口のチネチッタ通りで開催された。


 
 
 関東では最大級の沖縄フェスティバルとなる同イベントには、今年も連日にわたって、数多くの沖縄を愛する人々、沖縄出身者が詰めかけた。
「ラ・チッタデッラ風 大沖縄文化祭」とのサブタイトルがうたわれている同イベントは、まさに沖縄の音楽、映像、食、酒、伝統芸能がびっしり詰め込まれている。
 今年も例年通り、沖縄料理屋台&物産展の出店の他、沖縄系アーティストによるフリーライブや音楽祭、エイサー演舞、映画祭、ワークショップ(三線教室、シーサー色塗り教室など)などが催された。


 
 
 フリーライブには、やなわらばー、きいやま商店、迎里計、世持桜、ストライクカンパニーら多くの石垣島出身のアーティストも出演。
 5日に開催された、お笑いコンビ・ガレッジセールのゴリが司会を務める「クラブ ゴリッタ」には、具志堅用高もゲストで招かれた。


 
 
 また、15周年のスペシャル企画は、最終日の6日に、旧さいかや跡タイムズ駐車場特設会場で行われた「エイサー大会」だった。
同イベントの“華”といえるエイサーは、例年チネチッタ通りで開催されているが、今年は大きな会場を設け、最終日には、和光青年会、町田琉、鶴見エイサー潮風、琉球國祭り太鼓、琉球創作太鼓 零の関東5団体のほか、本場・沖縄市より、照屋青年会が出演。各団体が鍛え抜いた演舞で競い合い、会場に入りきれないほどの大観衆を熱狂させた。この「エイサー大会」は、特別企画とはいえ、来年以降もぜひ実施してほしいものだ。

 5日間、川崎の街が熱く燃えた同イベントは、大盛況で幕を閉じた。次は20周年に向け、来年も沖縄にゆかりある人たちを楽しませてくれることを願うばかりだ。

(ミカエル・コバタ)

「自然布」としての八重山上布

「自然布展」
場所:北鎌倉古民家ミュージアム(神奈川県鎌倉市)
https://www.kominka-museum.com/
会期:2018年4月7日(土)~5月15日(火)
開館時間:10時~17時


(チラシより)
原始古代より、日本人は山野に自生する植物を採取したり、栽培したりし、そこから繊維をとり、糸を績み、布を生み出して来ました。
身の回りの植物から衣類を作り、身に纏うこと、これは自然と一体化した衣食住の自給自足の生活ではごく日常的なことでした。


 
 

亜熱帯気候の八重山から亜寒帯気候の北海道まで、そして、周囲を囲む海から森林限界の山々まで、私たちが暮らす日本には、世界的にも希に見る多種多様な植物が生育している。
また、様々な動植物の北限・南限も多いということを、みなさんはご存じだろうか。
「自然布」は、そんな環境である日本列島各地で古くから暮らしてきた人々が、それぞれの場所で試行錯誤の上に生み出した知恵と技術の結晶だ。

本展には、南の苧麻から作られる八重山上布・宮古上布、糸芭蕉(繊維用のバナナ)による芭蕉布から、アイヌがオヒョウという木の繊維から作っていた衣類「アットゥシ」まで、10種類ほどの植物から作られた衣類や布を見ることができる。
その中の一種として、八重山上布の着物やのれんが展示されていた。
(展示の様子は全て許可を得て撮影)

自給自足で衣食住をまかなわなければならなかった時代には、名も無き庶民の人々が家族のために衣服を作ってきた。
時代の流れとともに職人や道具により高められた技術もあろうが、それでもほとんどの行程を手作業に頼らざるを得なかった時代に作られたものだ。
そんなの人々の手わざの素晴らしさには、いつも驚かされる。
今回もまた、感心するばかりだった。

会場である北鎌倉古民家ミュージアムは、JR北鎌倉駅下車徒歩2分という立地だ。
紫陽花でも有名な円覚寺の南側に位置する。
築100年以上の三棟の古民家を移築し、つなげてあるのだそうだ。
移築できるのは、釘を使わずに木を組んで建てられており組み直せるからだ。
そんな古民家もまた、先人たちの試行錯誤の努力の賜物であり、建物自体も展示物と言えよう。

売店には本展にあわせて、現役の自然布作家・職人による製品や、各地の自然布の書籍、資料なども揃えられている。

会期は今月半ばまで。
周囲の寺院は新緑が美しい季節。
この機会に鎌倉に足を運ばれてみてはいかがだろうか。

第18回東京八重山まつりに、郷友や八重山ファンが集う

日時:2018年04月22日(土)午後
場所:北とぴあ(東京都)
主催:東京八重山郷友連合会
  
  
  
関東在住の八重山の郷友や八重山ファンが集まる「東京八重山まつり」が、今年も開催された。
筆者は3年ぶりの参加となった。
 
思い起こせば、その時のレポートが「やいまーる外電」通信員としてのデビュー記事であった。
その当時の原稿を読み返すと、今回と同じく夏日の暑い日だったようだ。
(その時の記事は「やいまタイム」の前身サイト「やいまねっと」で掲載されていたため、現在ネット上にはありません。)
 
会場である北とぴあでは、まだ冷房への切り替えが行われておらず、大型扇風機が場内に投入された。
参加者約230名の熱気も加わり、会場内では室内にも関わらず、司会者から水分補給のアナウンスが何度か繰り返されるほどの盛況ぶりであった。
 
 
 
【第1部】
 
舞台に掲げられた看板の「東京八重山まつり」の赤色は、春、故郷の島々に咲くデイゴの花の色をあらわしているのだそうだ。
 
今年は会長を始めとした役員交代の年。
http://www.tokyoyaeyama-rengo.com/img/20180322.jpg) 
開催の挨拶の後に、新会長・多宇邦雄氏が登壇し、「みなさんの“よりどころ”となるような活動をしていきたい」と抱負を語った。

テーブルには故郷の島々の黒糖と、伊佐の塩せんべい。

来賓の一人、喜舎場信夫・在沖八重山郷友会会長からは、沖縄本島での活動紹介があった。
毎年総会では本会よりは多少小さな規模だが、多くの人々が集まるのだそうだ。
また、2年に一度、「全島とぅばらーま大会」も開催するなど様々な活動をしていることがうかがえた。
(在沖八重山郷友会のホームページ https://zaiokiyaeyamarengo.web.fc2.com/
 
乾杯の様子。

 
 
【第2部】
 
座開き:赤馬節

 
第2部では郷友会や活動グループなどによる踊りや演奏が行われた。
観客席からは、手拍子、指笛、笑いに拍手喝采、そしてご祝儀と、様々な反応。
お弁当と島酒を楽しみながら、互いに親睦を深める人々の笑顔がそこかしこにあった。

 
会場前のロビーでは、認定NPO法人トラ・ゾウ保護基金がイリオモテヤマネコのグッズ販売ブースを設けていた。
売上はイリオモテヤマネコ保護活動に使われるとあり、人々が夜光貝で作られた猫型のストラップやてぬぐいを買い求めていた。
同法人のグッズ通販サイトでも様々なグッズが購入できる。
 http://www.yui-wildanimal.jp/goods/lists.html
西表島でのヤマネコの交通事故死が絶えないのだそうだ。
那覇自然環境事務所の報道発表資料にもそのデータが出ているのでご紹介しておこう。
 http://kyushu.env.go.jp/naha/pre_2017/post_40.html

最後は弥勒節とヤーラーヨーで締めくくられ、盛況の内に終了した。
 
 
なお、本会は2020年に20周年を迎えるそうだ。
記念事業の計画があり、オリンピックの年をはずして2019年に実施の予定とのこと。
記念すべき来年の催しが成功しますように。

ぬぬぬパナパナのぬぬ 2018・大阪展

会期:2018年4月11日(水)〜16日(月)
会場:阪急百貨店うめだ本店 9Fアートステージ(大阪府)

八重山の手織り作家の作品を広めることからスタートした、「ぬぬぬパナパナのぬぬ」展が、今年も大阪で開催された。
「ぬぬぬパナパナ」とは、八重山の方言による造語で「布の端々」を意味し、展示会名は「布の端々の布」という意味となる。
今では各地の糸作りから手がけて布を作っている人たちの作品が展示される。
昨年、主宰の浦令子さんが亡くなった事情などから、活動を一旦停止するような話も出ていたが、メンバーや応援する人達により、大阪のデパートでの展示は今年も開催の運びとなった。


 
 
会場である阪急百貨店うめだ本店へ、初日の11日にうかがった。
作家さんや関係者さんとも一年ぶりの再会である。
翌12日に、会場で作家たちによるミニシンポジウムもあるためか、初日は多くの作家の姿が会場にあった。
長くレギュラーメンバーとして出品している西表島の亀田恭子さん、前津雪絵さんもいらした。


 
 
今年の八重山からの出品は、先述のお二人に加えて、石垣島の森田みゆきさん。


 
 
そして、以前は波照間島で活動されていた、弘前(青森県)「snow & handmade」さんの作品も。


 
 
さらに、パンフレットの正式出品メンバーには載ってはいなかったが、さらに何組かの八重山の作家の作品もあった。
 
八重山のメンバーは、八重山産の手績みの芭蕉や苧麻、座繰りの絹、手引き絹などを草木染めにして織った作品を出品していた。
会場には、そのような原料となる植物の写真や、繊維から作った糸の展示もされていた。

「島の恵み」を手間暇かけて形にする手仕事作家たちの活躍を、今後も見守りたい。

近畿の各字郷友会合同花見会 2018

日時:2018年4月8日(日)
場所:大阪城公園
 
  
近畿地方の八重山郷友会合同花見会が大阪城公園にて開催された。
一時期初夏のような日が続いていた近畿地方では、その暖かさでソメイヨシノはすっかり散ってしまっていた。
この日は寒気が戻り肌寒さを感じる気候だったが、晴天で新緑がいきいきとしていた。

筆者は遅れて参加。
すでに中盤の時間帯で、会場を目指して歩いている時にも風に乗って指笛の音が聞こえていた。
サービス精神旺盛な人たちの、時に即興もある様々な余興が途切れることなく繰り広げられ、あちこちで笑い声や拍手が響いた。


 
 
・飛び入り参加も大歓迎の余興と、デンサー節、泡盛マイスター&泡盛ダンサーズ

 
 
・鳩間の港、ミルク節

 
 
通行人はかなり少なかったが、楽しそうな雰囲気に惹かれてか、時折立ち止まって見ている人たちの姿もあった。
今年も百数十名が集い、親睦を深めた花見会だった。


 
 
終了後、あるグループの二次会にお邪魔した。

沖縄料理の店で、花見会でも地方を務めた郷友会メンバーたちがミニライブを行った。
ライブの締めには、他のお客さんグループも一緒になってモーヤーを舞った。
ライブの後は、カラオケやメンバーの地方で歌うなどのフリータイム。

語り、飲み、歌い、踊り・・・。
こうして親睦の夜は更けて行ったのだった。

国立民族学博物館・「沖縄のくらし」コーナー

大阪の万博記念公園に、文化人類学・民族学視点から、世界各国の人々の暮らしや伝統文化などに関する資料を展示している「国立民族学博物館(みんぱく)」がある。
筆者は最近、みんぱくへ行ってきた。
その中にある「沖縄のくらし」に関する展示コーナーについて、万博記念公園内「自然文化園」の桜の画像と共に紹介しよう。

みんぱくは、世界をいくつかの地域に分けた「地域展示」の形式で、「オセアニアを出発して東回りに世界を一周し、最後に日本にたどり着く構成」になっている。
(「」内引用:国立民族学博物館webサイト 展示のご案内>地域展示・通文化展示 http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/main

展示室入口に入ったとたん、そこは世界中の人々の祭りや日常の濃縮された異空間で、さらに、世界一周もできてしまうのだ。
展示コーナーはまた、その時の目的や時間に応じて、見たい一部の場所だけ見るのにも便利な構造だ。
(展示場マップ http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/main/map )

その一角に「東アジア展示・日本の文化」のコーナーがある。
ここにはさらに、「祭りと芸能」、「日々のくらし」、「沖縄のくらし」、「多みんぞくニホン」の4つのテーマに基づいた展示となっている。

「沖縄のくらし」コーナーで、サバニ、民具、農具、ウシの鞍など、八重山から収集した物や、八重山博物館所蔵の物などを見ることができた。
サバニと堀りへらは、みんぱくのウェブサイトでもその姿を見ることができる。
http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/main/japan

石垣やヒンプン、トーラまで再現された竹富島の民家の模型もあった。
八重山で収集した物以外にも、沖縄県の今・昔の様々な物が展示されており、興味深かった。

みんぱくは万博記念公園内にあるが、そこに行くだけなら料金のかからない道を通っていくことができる。
桜や紅葉の時期、様々な花の咲く時期は、「自然文化園・日本庭園」の入場券を買い、そちらルートで散策しながら行くのも楽しい。
今回の桜の画像やこの太陽の塔の後ろ姿は、自然文化園内の様子。
公園の敷地がともかく広い。
みんぱく内も、展示やビデオライブラリーなどじっくり見ようとするなら、それなりの時間が必要だ。
時間に余裕を持ってお出かけになることをおすすめしたい。

“花見の名所”東京・飛鳥山公園でのエイサー演舞に観衆熱狂!

 東京都内の花見の名所のひとつである、北区の飛鳥山公園で、3月31日(土)、4月1日(日)の両日、「北区さくらSAKASOまつり」(同実行委員会主催)が開催された。

 同イベントは、「江戸の庶民が楽しんだ花見を、現在に復活させ、未来へ伝えていこう」との趣旨でスタートし、今年で21回目を迎えた。

 今からさかのぼること、約280年前。徳川8代将軍・吉宗が、享保の改革の一環として、飛鳥山に桜を植え、江戸庶民に開放したことから始まる。当時、花見は庶民の最大の娯楽であり、年に一度の飲めや歌えやの大騒ぎだったという。

 今年もイベントのタイトルは「琉と華」と題され、2日目が「さくらエイサー」の名で催され、午前10時からスタート。関東からは、遊び屋、とんとんみー、江戸川琉心、なんくるエイサー、エイサーシンカ夏ぬ子、琉馬華球、千花夏風、美ら星エイサー、創作エイサー隊 炎舞太鼓の9団体がエイサー演舞を披露。さらに、かりゆし芸能部が琉球舞踊、沖縄民謡を、沖縄県糸満出身のカミヤタスクが歌を披露した。

 イベントのトリを務めたのは、リーダーが石垣島出身の炎舞太鼓。躍動感たっぷりの激しい演舞に、観衆も酔いしれ、フィナーレはお決まりのカチャーシーで幕を閉じた。

 また、特設ステージ横には、北区の飲食店などを中心に42軒の出店があり、沖縄料理店では沖縄そば、サーターアンダギーなどを提供していた。

 関東地区は3月上旬から中旬にかけ、暖かかったため、桜の開花が早かったのだが、イベント当日まで、なんとか散らずに持ちこたえてくれた。満開の桜を見ながら、エイサーを楽しめるなんて、このイベントならではのもの。両日とも、晴天に恵まれ、集まった観衆は、桜の美しさと共に、沖縄の文化に心を躍らせたようだ。

(ミカエル・コバタ)

八重山の蝶が見られる昆虫展示の施設へ行ってみよう

八重山はそろそろ「うりずん」の季節。
内地も少しずつ寒さが緩んできた。
今回は、八重山に行きたいけれどなかなか行けない方のために、内地でもちょっとした八重山気分を味わえる施設の情報をお届けする。
オオゴマダラやリュウキュウアサギマダラなど、八重山の島々で見ることのできる蝶を飼育している施設(主に近畿エリア)をご紹介しよう。
(画像は、筆者が八重山旅で見かけたチョウたち)

●伊丹市昆虫館(大阪府) http://www.itakon.com/
現在休館中だが、2018年4月1日にリニューアルオープンする。 
チョウ温室に沖縄産のチョウを中心に一年中800~1,000匹放されており、オオゴマダラは八重山諸島産とのこと。
リニューアルオープン記念として、黄金に輝くオオゴマダラのさなぎの特性キーホルダーが、先着100名にプレゼントされる日がある。
詳細はホームページにて。

●橿原市昆虫館(奈良県) https://www.city.kashihara.nara.jp/insect/
放蝶温室には八重山地方の蝶が四季を通じて舞う。
・放蝶している蝶の種類
https://www.city.kashihara.nara.jp/insect/insect/houtyousyurui.html

橿原市ホームページによると、2018年3月4日現在の温室に飛んでいる主なチョウの数は次の通り。
オオゴマダラ 230頭、リュウキュウアサギマダラ 159頭、スジグロカバマダラ 107頭
年間を通して常に約10種500頭以上のチョウが放たれている。
https://www.city.kashihara.nara.jp/insect/topics/news/20110302onshitugekugei.html
 

●箕面公園昆虫館 放蝶園  http://www.mino-konchu.jp/
自然豊かな明治の森箕面国定公園内にある。
オオゴマダラなど南西諸島の蝶を年中見ることができる。
なお、現在放蝶園の補修工事が行われており、2018年3月16日(水)は、昆虫館は開館しているが放蝶園は利用できない。

●京都市青少年科学センター(京都府) 
http://www.edu.city.kyoto.jp/science/event/butterfly.html
チョウの家では、八重山群島の蝶の卵を科学センターでふ化させて飼育。
オオゴマダラ、リュウキュウアサギマダラ、シロオビアゲハが舞う。
こちらは終日見られるのではなく見学ツアーのような形で公開時間が決まっているので、詳細はホームページでの確認が必要だ。
※3月7日(水)から3月下旬(予定)まで「チョウの家」修繕のため,公開を停止中。
  
偶然だが3月14日、京都市営地下鉄のコトチカ広場で、京都の動物園・植物園・水族館・青少年科学センターがPRイベントを開催していた。
同センターの標本展示があり、八重山でなじみ深い蝶や、日本最大の蛾・ヨナグニサン(海外で採集されたものだったが)を見ることができた。
普段は、センター内に標本として展示されているそうだ。

ちなみに、関東にも八重山で見られる蝶を観察できる施設があるようだ。

●多摩動物公園 昆虫生態園(東京都)
 https://www.tokyo-zoo.net/topics/profile/profile08.shtml

●足立区生物園 http://seibutuen.jp/animal/animal.html

●ぐんま昆虫の森(群馬県)http://www.giw.pref.gunma.jp/map/fieldmap/

●花ちょう遊館(栃木県)https://www.park-tochigi.com/igashira/kacyouyukan
 
これらの蝶の施設には、沖縄・八重山に生息する蝶が食べる植物も栽培されており、その点からも八重山気分が味わえるはず。
春休みは、様々なイベントや展示なども予想される。
桜や様々な花も咲き始めるこの季節に、ふらりと出かけてみてはいかがだろうか?

大阪・大正区の沖縄料理屋で、沖縄民謡を楽しむ

以前本コーナーで八重山民謡ライブが行われた沖縄料理屋としてご紹介したことのある、大正区の沖縄料理屋「うすぱれ豊年」(店主:内原まりえさん、石垣島出身)で、今年から週数回、沖縄民謡の演奏が聴けるようになった。
(八重山民謡ライブの記事 http://yaimatime.com/yaimal-gaiden/32305/ )

週3~4回、たいていは週末及び金曜日。
演奏するのは、近畿与那国郷友会会長で近畿八重山郷友会のイベントでは地方をつとめる和泉絹子さんと、沖縄本島から八重山まで幅広い民謡のレパートリーを持つ玉城秀樹さん。


 
2月のある週末にも、ミニライブが開催された。
基本的に一晩に二回行われるようだが、この日はお客さんの入店のタイミングを見て、遅めのスタートで一回だった。
「与那国小唄」、「小浜節」、「安里屋ユンタ」など、八重山や沖縄本島の馴染みのある民謡が演奏される。
筆者は一人参加だったので、和泉さんの友人で同じく一人参加の人たちと一緒のテーブルで楽しむ。
互いに初対面だが、そこは沖縄・八重山好き同士。
あっという間に打ち解けて楽しいユンタクだ。

途中から、リクエストタイム、お客さん飛び入りタイムが始まった。
このお二人のライブは、お客さんも一緒に参加して楽しむのが特徴だ。
飛び入りタイムでは、太鼓で参加する人や、二人の生伴奏で「島人の宝」を歌う若者たち、三線を弾く人も登壇。
様々な曲が演奏された。
会場からは、手拍子や合いの手が重なる。
とてもアットホームな雰囲気だ。

筆者も、「島人の宝」(若者と一緒に(笑))と「芭蕉布」を歌った。
外は寒気の冷たい風が吹いていたが、店内は盛り上がり、寒さも吹き飛ぶ勢いだった。
この日のライブの最後は、和泉さんの「とぅばらーま」で締めくくられた。
 
「うすぱれ豊年」は、JR大正駅すぐ近く。
同じ路地の並びには、西表島出身のマスターが切り盛りする「やまねこ」もある。
「大阪のリトル沖縄」
とも呼ばれている大正区まで来る機会があれば、ふらりと立ち寄ってみてはいかがだろうか?
 
豊年 大阪府大阪市大正区三軒家東1丁目4−11
   (週末は予約をおすすめ。ライブがあるかどうかもご確認ください。)
 
やまねこ 大阪府大阪市大正区三軒家東1丁目4−6

羽田空港で「沖縄物産販売会&沖縄抽選会」が開催中!

 羽田空港国内線第2ターミナル(ANA側)5Fフライトデッキトーキョーでの「沖縄物産販売会&沖縄抽選会」が2月12日に開幕し、同18日まで開催される(11時~19時)。

 同イベントは1月22日にスタートした「京急×沖縄フェア 2018」の一環で行われるもの。同フェアは首都圏から、世界や日本各地への玄関口である羽田空港へのアクセスを担う京浜急行電鉄が、首都圏と沖縄の架け橋として、沖縄観光コンベンションビューローとの共催で実施しており、沖縄県が協力している。

 イベントブースでは、1週間にわたって、黒糖、沖縄そばなどの沖縄物産品や、ちんすこうなどのお土産物が販売される。また、空港内対象店舗で、3000円以上(税込み)の商品購入、飲食をされた方は「沖縄抽選会」に参加でき、オリオンビールなどの景品が当たる。

 ラストの17日、18日には、「琉神マブヤー握手会」が11時、14時に開催されるほか、沖縄観光親善使節の花笠マハエちゃん、ミス沖縄スカイブルー・山城美希さん、京急電鉄マスコットキャラクターのけいきゅんも来場する。
 お時間のある方は、足を運んでみてはいかがでしょうか? なお、会場のすぐ横には展望デッキがありますので、飛行機を眺めるのが好きな方にもオススメです。

https://keikyuokinawa.jp/ko/wp-content/themes/keikyuokinawa/dl/event.pdf

(ミカエル・コバタ)

「泡盛試飲会&新商品企画発表会」が開催される

期間:2018年2月2(金)
場所:大阪第一ホテル(大阪府)

 
沖縄県酒造組合は、平成29年度内閣府「沖縄型産業中核人材育成事業」を受託し、「泡盛フレーバーホイールを用いたブレンドマーケッター人材育成プログラム」を昨年9月から半年間の予定で実施している。
沖縄県内の17酒造所から20名が参加し、泡盛の酒質の評価方法やマーケティングなどについて学んできた。
今回の「泡盛試飲会&新商品企画発表会」は、その事業の一環として開催された。
研修生は営業やブレンダーなど様々な職種だという。
本イベントの最後にいただいた資料で確認したところ、八重山からも2社の社員がこの事業に参加しているようだ。
 
【関連ニュース記事】
◇「業界の宝が切磋琢磨!泡盛フレーバホイールを用いたブレンドマーケッター人材育成プログラム始動」
(2017年9月28日 泡盛新聞)
http://awamori-news.co.jp/2017_09-08_blend-marketer-using-awamori-flavor-wheel-human-resource-development-program-started/
◇「泡盛新時代に突入!!泡盛フレーバーホイールの達人成長中!(沖縄県酒造組合)」
(2018年1月29日 泡盛新聞)
http://awamori-news.co.jp/2017_12-08_fostering-master-of-awamori-flavor-wheels/
 
まずは、沖縄県酒造組合・玉那覇美佐子会長より、本事業についての主旨などの説明がなされた。

参加者の中には、近畿泡盛同好会や京都泡盛同好会の役員、関西在住の「泡盛マイスター」と呼ばれる資格の保持者、泡盛好きの人など、様々な人たちがいるようだった。

参加者は、第1部のプレゼンターによる新商品企画発表会、第2部の試飲会の評価者役を担うことになっていた。
 
【第1部:新商品企画発表会】
社名を伏せた19名の研修生が、各々新商品の企画をプレゼンした。
現場で得たお客さんの声や反応から発案したもの、斬新なアイデア、自社や自身の職種の強みを活かしたもの、地域活性化も視野に入れたプラン、新たな泡盛ファン獲得がねらいの案など、様々な視点からの新しい泡盛の企画案が次々と発表された。
フロアからは積極的な質問や意見、アドバイスがなされた。
評価基準には、企画の良し悪しや、「売れると思うか」、「飲みたいと思うか」などがあった。
評価は好みの問題なのと小ぢんまりとした会だったので、評価者からの票は割れたのではなかろうかと想像した。
 
【第2部:試飲会】
ここでも社名・銘柄は伏せた状態で評価が行われた。
19名それぞれが、自社の既存の泡盛に商品コピーを作り、参加者はそれを読みながら味わい、コピーや味についての評価をしながらブースをまわる。
参加者が各ブースを周りながら、そこかしこで研修生に第1部のプレゼンの感想を伝えたり、双方が活発な意見交換、情報交換をしている様子が見て取れた。
泡盛の飲み方は、ストレート、水割り、ブースによってはお湯割りでの味わいの提案がなされていた。
好みで炭酸割りのリクエストもできた。
味わいだけでなく、香りにも着目してほしいというアピールが印象的だった。
あるブースに小さな縦長のお猪口のようなやちむん(沖縄の焼物の器)3種類に同じ泡盛が注がれていたのだが、そのお猪口の形がみんな違う。
器によって香りの立ち方の違いがあることが実感でき、興味深かった。
 
帰り際にお土産の資料をいただいた。
中には、第2部の各ブースの会社、商品の一覧や、組合が出している泡盛マメ知識がぎっしり詰まった小冊子などが入っていた。
八重山から参加している2社の一般的に売られている泡盛はどちらも口にしたことがあったが、この第2部で試飲したものは二つとも初めて味わった。
内地ではなかなか手に入りにくそうだ。
お取り寄せという手もあるが味気ないので、今度旅したときに現地の酒屋を訪ねて自分の足で探してみようと思う。そんな旅もまた楽しい。

小冊子の中には、泡盛に関する様々な情報があり、新しい発見・学びもあった。
泡盛の歴史や、なぜタイ米で作るのかということや、食事の際の飲み方の提案、様々なカクテルのレシピ・・・。
普段は、気分や体調によって水割りかロック、寒い日はお湯割り、古酒はストレートかロックと飲み方のパターンが決まってしまっている。
この会に参加して、香りと器のことをもう少し意識してみようと思ったり、たまにはカクテルもよさそうだし、これなら泡盛にあまりなじみのない友人にも勧められるかな、などと考えた。
あらためて泡盛は、様々な割り方・飲み方で楽しめるお酒であり、濃度の調節も飲む人に合せられる優れものだと認識できた。
筆者自身の泡盛の楽しみ方も広がりそうだ。
 
最後に、泡盛になじみが少ない人たちに、小冊子の中から最も紹介したいと思ったマメ知識をば。

(画像は、沖縄県酒造組合発行の小冊子「琉球泡盛」より)
「泡盛は低カロリー。糖質ゼロ、プリン体ゼロ」なのだそうだ。
沖縄県酒造組合のホームページ「泡盛百科」には、「泡盛は血液サラサラにする効果も(他のお酒よりも)期待できる」という情報もある。
http://www.okinawa-awamori.or.jp/health/02.html
 
全泡盛酒造所の商品情報も見られるので、ぜひ参考にされてはいかがだろうか?

京浜急行で「マハエちゃん号」が走り、沖縄観光をPR!

 首都圏を走る京浜急行電鉄と、沖縄県、沖縄観光コンベンションビューローがコラボしたフェア「京急×沖縄フェア 2018」が、1月22日にスタートし、2月28日まで開催される。
 これは、首都圏から、世界や日本各地への玄関口である羽田空港へのアクセスを担う京急が、首都圏と沖縄の架け橋として実施するもので、今年で6回目を迎えた。
 その一環として、京急電車に特別塗装した列車「けいきゅん×マハエ号」が、フェア期間に京急線、都営浅草線、京成線、北総線エリアで走行している。
 同列車は、羽田空港の空をイメージした青い車体の600形車両で、外装には沖縄の方言や,沖縄ならではのイラストを施し,沖縄観光親善使節の“花笠マハエ” ちゃんと“マハ朗”くん及び,沖縄仕様の京急電鉄マスコットキャラクター“けいきゅん” のイラストが施されている。

車内には、「京急にのってつくる、沖縄ゆったり時間。」と題して、食、文化、自然、観光地など、沖縄の情報を紹介したポスターを一面に掲載されており、まさに沖縄一色。この列車に乗ると、沖縄をイメージできて、ほっこりした気持ちにさせてくれる。
首都圏に住んでいる人、出張や旅行で訪れた沖縄好きの人には、ぜひとも1度乗ってほしいものだ。
また、今年11月18日に、羽田空港国内線ターミナルが開業20周年を迎えることを記念して、那覇空港へのアクセス路線である「ゆいれーる」で、2月8日から、京急電鉄の看板車両である2100形のカラーリングを採用した、全面ラッピング車両の運行を開始する。運行は約1年の予定で、運行開始日の午前11時より、那覇空港駅2番線ホームで出発式が行われる。
なお、「けいきゅん×マハエ号」の運行本数は限られているため、運行スケジュールは京急電鉄ホームページ、または京急ご案内センターでご確認ください。

www.keikyu.co.jp/train-info/train/keikyuspecialcolortrain/index.html

(ミカエル・コバタ)