自給のための米作りを目指す『石垣島田んぼの会』
8月1日に田植えを終えてからも、苗の補植と害虫であるジャンボタニシの駆除が行われ、1週間ほどすると田んぼの水も安定し、苗もしっかり立ち上がってきました。🌱
飛んでいるのは、釣り竿で揚げている鳥追いのタカの凧。風が吹くとタカが高く舞い上がります。🐦
田植えから2週間後の8月15日の日曜日には稲に栄養を与えるため、「米ぬか撒きとコロガシ」が行われました。
まずは手分けして田んぼ全体に米ぬかを撒いていきます。
米ぬかには稲の生育に必要な窒素が多く含まれていて田んぼの肥料となるそうです。
次に、コロガシ(田車)と呼ばれる農具を押して稲の間の泥をかき混ぜていきます。
米ぬかの栄養が田んぼ全体に行き渡り、更には芽が出かけた草を浮かせてくれるので、雑草予防にもなります。
コロガシはやればやるほど稲が栄養を吸い込んでいくので、稲の生育が良くなっていくとのこと✨
押したり引いたりしながら前へ進んでいきます。、2台の農具を交代交代に使い、田んぼの縦列を往復してコロガシをします。
もちろん手作業なので、体幹も足腰も鍛えられます💪
1つ1つ手作業で農作業をすることで、ぬかるんだ田んぼの土の感触を感じることが出来き、田んぼの中の稲1本1本の様子や、タニシなどの生物の様子を間近に見ることができます。
午前中いっぱいかけて田んぼの半分くらいのコロガシをしました。
そして、こちらは、田んぼの会のマスコット的存在のわかばちゃん。
体を洗ってもらって気持ちよさそう。
なんと、この後はわかばちゃんに乗って記念撮影も!
わかばちゃんも久しぶりにたくさんの人に会えて嬉しそう。とても大人しくておりこうさんなわかばちゃん。わかばちゃんも田んぼにたくさん貢献してくれて感謝です😌
稲はコロガシをしたことによってたくさん深呼吸をして翌日には輝きを増しきているようです♪
毎日ように食べているお米の収獲までの工程を体感することで、お米のありがたみがますます身に染みてきますね。☺
次回、田んぼの会の活動は8月29日(日)の午前9時から、生育調査となります。
稲の高さ、分けつの数、株の堅さなどを確認します。
水生生物の勉強会も予定してますので、興味のある方は是非ご参加くださいね~!
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、観察会は中止となりました。
測定作業についてはワクチン接種者のみで行いますのでよろしくお願い致します。
これまでの活動の様子は「やいまニュース」と「スタッフ通信」よりご覧いただけます。
(編集部Ma)