自給のための米作りを目指す『石垣島田んぼの会』の田植えがいよいよ明日、8月1日となりました。
今回は、田植えに向けて田んぼの会のメンバーが着々と準備を進めてきた様子を紹介しますね~(^^)
種蒔きから順調に成長を続けてきた苗ですが、
7月21日から23日にかけて台風6号が八重山地方に急接近!今回の台風は非常に動きが遅く、直撃は逃れたものの長時間の暴風雨が続き石垣島では最大瞬間風速38.1m/sを記録(゚д゚)!
暴風雨が続くなか、田んぼの様子といつも田んぼの代掻きをしてくれている水牛のわかばちゃんが心配でしたが、、、
苗の塩害と、苗の根元に泥が埋まっているところに少し不安もありましたが、大きな被害もなく、むしろ台風のよって田んぼの水が十分になったとのことで一安心😌
わかばちゃんもさすが水牛、雨風の中も元気に過ごしてたようです。🐃
そして、台風が明けた7月25日には田んぼの均し(ならし)を行いました。
田植えの前に、均しをして田の表面を平らにすることによって土が落ち着き、田植えを行ったあとも苗立が均平になり成長にムラが無く高品質につながるそうです。
通常は、トラクターで行う作業ですが、石垣島田んぼの会はすべて手作業で行います。
まずは、いつものようにわかばちゃんが転馬車を使って代掻きをします。
その後は、使用したのはなんと、ガードレール!
田んぼの地主、永太郎さん方式のこのガードレール活用がが実に効果的で、見事に平らになりました。
ガードレールを使って田均しをするのはきっと石垣島田んぼの会だけですね☺
そして、7月30日には苗を育ててきた苗代から稲の苗を抜いて束ねて植える準備をする「苗取り」をしました。
まずは、泥の中に手を入れて苗を根こそぎ取ります。
剥がした苗をすすいで根っこを綺麗にして一本一本分けていきます。
ここで前回教わったヒエを見つけたら排除していきます。
稲とヒエを見分けるポイントとしては、
①分けつした茎から細い毛が出ているのが稲
②ヒエは稲より太くて生育がいい
→それだけヒエは生命力が強い!
でも、やっぱりなかなか違いがわかりにくいです💦
最近はヒエも進化して白い毛が生えてることもあるとかないとか💦
こちらは苗です。
みんな、慎重に作業をすすめます。
皆で協力して苗取りした苗は川に置いて日曜日の田植えに備えてあります。
そして、いよいよ明日8月1日は午前9時から田植えを行います。
参加希望の方は午後までかかる可能性がありますので、お弁当と飲み物を持参のうえ、十分な暑さ対策をしてご参加くださいね☺興味のある方は、どなたでも参加可能です♪
これまでの『石垣島田んぼの会』の活動の様子は「やいまニュース」と「スタッフ通信」からご覧いただけます。
(編集部 Ma)