揺らぎを受け入れる心

玄侑宗久さんというお坊様が福島県にいらっしゃるそうです。
小説家でもあるそうです。


 
 
いつだったか、NHKのEテレ「こころの時代 ~宗教・人生~」という番組に出る、という告知を、どこかで見たのですが、
それまで私はまったくこの方のことを、お顔も名前さえも知りませんでした。

結局、この番組は見てませんが、
だけど、その告知の中で、気になってとっておいた言葉があります。

(出演した時のテーマ: シリーズ わたしにとっての3・11 「福島に生きる」)

内容(NHKの紹介文より)

福島県三春町に暮らしながら原発事故の被災者の苦しみに寄り添ってきた玄侑宗久さん。
震災から3年半。
揺らぎを受け入れる心のあり方が大切だと説く玄侑さんにお話を伺う。

玄侑さんは、短編作品集「光の山」で、被災者という言葉ではくくれない個別の人生があることを伝えたかったという。

放射能によって家族や夫婦などさまざまな絆が分断されている現実を憂えた上で、
確かに悲惨なことが起こったが、自分の思いによって何倍も悲惨にしてはいないか。」と問いかける。

玄侑さんが震災後特に意識するようになったのが、元々は禅語である“風流”という言葉。
揺らぎながらも重心を取り直す生き方を語る。

この言葉が心に残った時、私は多分、悲しくて、苦しくて、イライラして、心がグラグラと揺らいでいたのだと思う。

だけど、もがきながら、本来の自分を取り戻す方法が知りたかったのだと思う。

些細なできごとなら、明日にはまた忘れて笑えるかもしれない。
でも、どこにもぶつけられない大変な目にあった後、人はどうやって乗り越えられるのか。
そのさなか、「自分の思いによって何倍も悲惨にしてはいないか」と自分に問いかけられるのか。

大丈夫、大丈夫と、自分を俯瞰で見る強さ、
柳のように折れないしなやかさが知りたいと思った。

これから新しい生活がスタートする方も、
つらいことがあった時、壁にぶち当たった時、ぺしゃんこにならないで、自分の重心を大事にしながら、受け入れながら、乗り越えていってください。

大丈夫、大丈夫、と。

がんばれ~!!

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