ウガンフトゥティといえば「ドゥタティ」。
出産祝いにいただいた「ドゥタティ」を手にした時、とても嬉しくて
いつか、豊年祭でこの「ドゥタティ」を着せて里帰りしようと思ったものです。
あれから…
もう30年近くタンスの中で今か今かと待っていたに違いない。
やっと、「ドゥタティ」に袖をとおす時がきました。
もちろん本人ではなく(笑)その娘が着るのですが、
島内消費が9割を超えるというだけあって豊年祭や各行事になると島は「ドゥタティ」一色。
そんな中で子どものドゥタティ姿も多く見られるのでしょうか。楽しみです♪
昔、平民たちが普段着として着用していたグバン・ドウタティが反物の名称になったと聞いたことがあります。
苧麻や木綿を使用し、衿は黒無地、袖は短く丈も膝下2寸くらいで涼しいように工夫されている優しい「ドゥタティ」。
与那国の方言で4つのことを「ドゥーチ」といいます。
4枚の布を併せて作ることからドゥ(4枚)タティ(仕立て)と呼ばれる。。。そうです。
豊年祭が続く八重山ですが、残すは12日与那国(祖内)、13日伊原間、そして10月8日平野が最後になります。
やいまタイム豊年祭ギャラリーで祭りの余韻をどうぞお楽しみください。