スタッフ通信

嘉弥真島に行ってきました

 無人島の嘉弥真島に初上陸してきました。電気や水道など、現代生活に必要なインフラ整備がなされていない小島だからこその気持ちの良さがたっぷりありました。海岸沿いに歩けば、大した苦もなく島を一周できます。他人の足跡がない砂浜、複雑な岩礁とその周りの浅瀬、多彩な模様を見せる断層、充実したアダンの海岸林、などなど。人工的な負荷が抑えられているコンパクトな島ならではの、本来の景観を見せてくれています。


これはヤシガニに食われたアダンの実。どうやらヤシガニが多数生息しているらしい。砂浜にはオカヤドカリの足跡も多く見られました。

海岸林が充実している一方で、内陸部はカヤとススキだらけで、高木が見られません。かつてここは一度開墾され、放牧などに利用されたのでしょう。一度林を失うと、この日照が厳しい地域では、それが復活することが大変に難しいのだそうです。

確かにウサギがいました。不思議な存在感を放っていました。戦前に食糧用として移入されたということです。仕草は可愛いのですが、餌付けされているからでしょう、結構馴れ馴れしくて、いくらか違和感あり。

 目の前に小浜島があり、その向こうに西表、はるか遠くには石垣島が見えますから、南海の孤島というイメージには程遠いんですが、こんな近くにこれほどの環境があるということが、この島の持ち味でしょう。街の光の干渉がほとんどありませんから、夜空の観察には絶好の場所でもあります。

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