スタッフ通信

野鳥撮影の難しさ

 他のスタッフが写真撮影のことを紹介していましたので、それに乗じて私も野鳥撮影のことを書いてみます。
 野鳥観察のようなことを趣味にしていれば、やはり彼らを撮影したくなるものです。しかしそれには相応の機材が必要です。海岸などで見掛けるシギ・チドリたちは、体が小さく、そばには近寄れない鳥たちですから、彼らを撮影するには超望遠レンズが必須なのです。発売された当時は高性能レンズだと評価されていたフィルムカメラ時代の望遠ズームレンズを持っていますが、時代遅れの代物で、今のデジタルカメラとは相性が良いとは言いがたく、以前試しに撮影した時には、写真の質が芳しくないのでがっかりしたものです。でも撮影の方法を工夫したら、多少は質が向上するかもしれないと思い、再確認のために晴天の海岸でシギ・チドリを狙ってみました。

 APS-Cサイズの撮像素子を装備した一眼レフに古い100~400mmのズームレンズの望遠側(400mm)で撮影したものがこれ。もっと大きく見せたいと思ってこれ以上近寄れば、彼らはまずは飛び去るでしょう。この鳥はアオアシシギで、体長は30㎝程度ありますが、せいぜいこの程度の大きさでしか写せません。
 同じようなカットをトリミングしたものが下の写真です。画質が相当落ちているのがお分かりでしょう。しかもサイトにアップする際にデータを圧縮していますから、到底満足できる画質ではありません。

 因みに飛行機のような図体が大きい物であれば、トリミングをしなくてもこの程度になります。しかし画質は優秀とはいえません。

 この島々に探鳥でいらっしゃるバードウォッチャーの中には、とんでもない望遠レンズで撮影をしていらっしゃる方々を見受けます。とても高価です。ボディとレンズで、普通乗用車が買えるぐらいの投資が必要ですが、そういったクラスになれば、相当満足できる写真撮影が可能です。
 そのぐらいの投資をしてみたいものです。

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