ジョン万次郎について書かれた本は多いが、この興味津々の謎に焦点を当てて、この春新しく発行されたのが「ジョン万次郎 琉球上陸の軌跡」(琉球新報社発行)です。
美ら花グループでは、著者、神谷良昌さん(糸満出身)が石垣島に来られるのを機会に、これまで語られることがなかった琉球上陸の真相を、アメリカでの現地調査も踏まえた研究に基づき、お話をして頂きます(講演会入場料、無料)。
ジョン万次郎が、14歳で漂流し、アメリカの捕鯨船に救助されてから10年過ごしたアメリカで何を学んだのか、帰国=琉球上陸から、明治維新という日本の大変革の中で果たした役割は何だったのか、ジョン万次郎の冒険心と好奇心に満ちた波瀾(はらん)万丈の人生を見つめなおします。
石垣島では、唐人墓の事件があった時代に、ジョン万次郎はなぜ、上陸地を生まれ故郷の土佐でもなく、日本のどこかでもなく、琉球を選んだのか?
ジョン万次郎の視点で、琉球の魅力にも気づくことができるでしょう。
日時
7月19日
14:00~15:00
入場料
無料
開催場所
ホテルミヤヒラ【梯梧の間】