この島の時がつくりだす名もないアート。
建造物の壁、地面、船、車両、貨物コンテナ、看板など、
現役で稼働しているものの表面をマニュアル撮影したものです。
強い日ざし、風雨、潮風にさらされ、この島の時間の中で、
本来の塗装意図とは異なる進行形の具象が生じます。
それらを写真で限定的に二次元化することで、
アクシデンタルな美や暮らしの痕跡を見つけていただこうという試みです。
身近なアートとして、あるいは、島の肖像として、ご覧いただけたらうれしいです。
開催場所;2F イベントスペース