12月の星見の夕べ(街角天文台)

開始日時
2019年12月06日(金) 19時00分
終了日時
2019年12月06日(金) 20時30分
場所
石垣市役所ピロティ (沖縄県石垣市 美崎町14番地)

十二月「星見の夕べ」~星見石追体験、むりかぶし(すばる)を見よう~

◆日時:12月6日(金)19:00~20:30
◆場所:石垣市役所ピロティ
◆お問い合わせ:NPO法人八重山星の会事務所(88-6558)

星の会では、毎月市役所ピロティで「星見の夕べ」天体観望会を開催しています。毎回たくさんの市民や観光客の皆さんと、星の会会員のガイドで楽しく星空を観望しています。どなたでも無料で参加できますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
今月の星見の夕べは、八重山の先人の知恵、星見石の使い方を追体験しながら、美しい天体「むりかぶし(すばる)」を鑑賞したいと思います。八重山のあちこちに残されている星見石が、稲作の時節を知るために用いられていたことはご存じの方も多いと思います。
カレンダーの無かった昔、八重山では小雪から大雪に至るちょうど今ごろ、星見石を使って、稲の種まきの時期を知りました。宵の口にすばるが見え始めるころ、その高度が星見石から導かれる角度に達していれば、ちょうど種まきに適した時期だと知ることができたのです。
現在はハウスで作るため、苗はおよそ一か月で育ちますが、昔は露地栽培のため二か月を要したそうです。つまり、1月下旬から2月上旬に田植えを行うため、二か月前の今の時期に種をまく必要があったのです。
このようにして育てられた稲は、ハイメ星(ケンタウルス座のアルファ星とベータ星)が宵の南の空に水平に並ぶころ、すなわち6月から7月ごろに収穫を迎えます。こうして本格的な台風シーズンの前に、豊穣を祝うことができたということです。
むりかぶしユンタの歌詞の通り、八重山ではすばるが正確に天頂を通過しますし、特徴的な姿から他の天体と見間違えることがないため、格好の観測対象となったのでしょう。
肉眼では六個ほどの小さな星の集団に過ぎませんが、双眼鏡で見ると数十個の青白い星が集まり、その周囲に淡いガスが取り巻いてとても美しいです。今回は星の会会長の通事さんが所有する、口径15センチの特大双眼鏡で、その姿を余すところなく鑑賞したいと思います。ご期待ください。

(NPO法人八重山星の会 理事 本宮信夫)

※申し込みは不要です。どなたでも参加できます。
※児童生徒は保護者同伴でお願いします。
※雨天は中止します。

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