こんにちは。
あまくまたーかーです。
日頃は本サイトの「やいまーる外電」にて、内地での八重山関係イベントなどの通信員をしています。
先日初めて与那国島に行ってきました。
ペーパードライバーの旅人目線で、現地の様子を「島々からのたより」に記します。
●朝日・夕日を見る
筆者は秋分の日に朝日を、前日に夕日を見ました。
ご存じの通り、日の出・日の入りの時間と場所は、季節によって変化します。
秋分の日はほぼ真東がその位置になります。
これから冬至にかけて、太陽はより南寄りの位置から昇り(沈み)ます。
春分の日の頃に再び真東になり、夏至の頃には北寄りに。
●夕日ポイント
秋分の日の頃の夕日は、久部良の「西崎(いりざき)」か「日本最後の夕日が見える丘」で見ることができます。
夕日
この日の与那国島の日没時間は18時48分。
雲に隠れたのが18時45分。
私は西崎の灯台付近にて夕日を見送りました。
この時期は、日没時間と久部良港のバス発車時間(19時過ぎ)の間が短いので、乗り遅れないように早足で坂道を下り、港のバス停へ。
無料バスは本数が限られていますが、観光客にとっては島内3つの集落や空港、いくつかの観光スポットを結ぶルートなのでとても助かります。
西崎の灯台
久部良港のバス停でバスを待ちながら観光客の方と情報交換。
その方は、灯台よりはバス停に近い「日本最後の夕日が見える丘」で見てきたとのことでした。
ところで、日没後の空の色の変化も楽しみたい、またはもっと日の入り時間が遅い時期だと、19時過ぎのバスには間に合わないでしょう。
そんな場合は次の21時台のバスまで飲食店で晩御飯もいいかもしれません。
日本最西端の碑
●朝日ポイント
どの季節でも間違いないのは東崎でしょう。
他にも秋分の日前後は真東の方角が開けている場所なら可能そうです。
私は祖納の宿から徒歩で行ける場所を探してみました。
日の出・六畳ビーチより
日の出前の薄暗い時間でも歩ける場所と距離を検討し、そしてなるべく標高が高い方がいいだろうと考え、島の北海岸沿いにある六畳ビーチへ行ってみることにしました。
少し早足だと片道20分程度で到着。
アダンの林の中の道を抜けると断崖絶壁の眼下に青い海!
朝日を待っている間、ウミガメを見ることもできました。
六畳ビーチ
地図から推測して秋分の日の朝日は水平線ではなく陸地から上がるだろうと考えていました。
予想通り朝日は向かいの崖の上から顔を出してくれました。
後で島の人から、「ジョギングする人だと、東崎の灯台も問題ない距離」と教えていただきました。
東崎方面はバスルートから外れているので、何らかの手段により自力で行くことになります。
島にはレンタサイクルもありました。
各人に合った移動手段それぞれに、与那国島の楽しみ方があると実感した旅でした。
東崎灯台
あまくまたーかー