やいまニュース

『石垣島田んぼの会』 昔ながらの手植えの田植え  

 8月1日、自給のための米作りを目指す石垣島の市民グループ「石垣島田んぼの会」(笹村 出代表)が、今年6月から約2ヶ月かけて準備をしてきた名蔵シーラ原田んぼ(1反4畝)の田植えを行った。田植えには子どもから大人まで総 ...

石垣島田んぼの会 有機農法の田んぼ作り始動開始

6月、市民が集まり、自給のためのイネ作りを目指す「石垣島田んぼの会」の活動が始まったので参加させてもらった。     指導者は有機のイネ作り33年の笹村 出さん。神奈川県小田原を中心に「あしがら農の会」として活動され ...

GREEN OIL JAPAN 世界初!船舶でユーグレナバイオ燃料を使用

  2020年9月10日(木)、八重山観光フェリー株式会社(本社:沖縄県石垣市 代表取締役社長大松 宏、以下「八重山観光フェリー」)と、株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:出雲 充、以下「ユーグレナ ...

<正月の朝に>開拓60年の於茂登部落にて

●ふたたび土地を盗られる! 12月23日(土)午後3時から、於茂登公民館(おもと農村多目的集会施設)で「おもと入植60周年記念式典・祝賀会」がおこなわれた。 「乾杯の音頭」に立った長老の喜友名朝徳さん(94)は、入植 ...

<日曜の朝に>テングノハナと前津栄信さん

前津栄信さん(82)に電話を入れたら、いま畑にいる、テングノハナが満開だから見にいらっしゃい、と言う。これは日本では石垣島にしかない花だ、と。えっ? すぐに車を飛ばした。 連絡したのは『月刊やいま』11月号を届けよう ...

<日曜の朝に>仲大盛進真栄里公民館長に聞く

●「震度6」の真栄里地区 真栄里地区は現在「震度6」だと仲大盛進公民館長(65)は言う。 旧石垣空港の南に広がる新興商業地区の発展、アパート・マンション建築ラッシュによる人口の増加で、真栄里地区が揺れづつけているとい ...

<日曜の朝に>藤吉浩次細崎公民館長に聞く

●島を花いっぱいに 細崎公民館長の藤吉浩次さん(60)を訪ねて、驚き感心したことが二つある。 一つは、今年の公民館長就任が10回目であるというのである。細崎に移り住んだのが1990年(平成2)だから、27年間のうち公 ...

<日曜の朝に>大久英助小浜公民館長インタビュー

大久英助小浜公民館長は小浜島生まれの70歳。小浜小中学校を卒業後島を出て、沖縄本島の沖縄工業高校を卒業ののち琉球警察(現沖縄県警)に就職。警察本部、那覇、名護、石川、うるまなど沖縄本島を中心に勤務。 八重山署勤務は、 ...

<日曜の朝に>上勢頭篤竹富公民館長インタビュー

上勢頭篤竹富公民館長。1959年(昭和34)生まれの58歳。竹富小中学校を卒業後、沖縄の高校に進学。東京の専門学校を出て24歳の時に島に戻ってきた。あれから34年。竹富一筋。いまや立派な「島持ち」である。 さいきん新 ...

<日曜の朝に>奥松勇作栄自治公民館長に聞く

●栄公民館の体温 孤高の栄集落。。 なにしろ、たいていの集落は大通り沿いにあるが、栄集落は県道からちょっと入った高台にあってなかなか立ち寄ることもないので、そんな感じがしていた。 てぃだカンカンの暑い日に、奥松勇作奥 ...

<日曜の朝に>具志堅正川原公民館長に聞く

寝ても覚めても頭を離れない、と具志堅正川原公民館長(55)は言う。平得大俣につくられようとしている自衛隊基地のことだ。 「これができたら、川原は天国に2番目に近い部落になりますよ。1キロも離れてないですから」と嘆く。 ...

<日曜の朝に>佐事安紀大富公民館長に聞く

「大富」ですぐに思い浮かぶのが、仲間川、仲間貝塚、計画移民第1号、共同売店、大原中学校……といったところか。もちろん仲間川だけでも、マングローブ、サキシマスオウノキ、ガサミ、釣り、カヌー……とキリがないのだが。 さて ...

<日曜の朝に>仲新城理香古見公民館長に聞く

●古見の浦 古見は、西表島東部、前良(まいら)川と後良(しいら)川の間に位置する小さな集落である。しかし、かつてはスラ所(造船所)、紙漉き所などがあって、「15世紀の末期まで八重山の政治文化の中心地」(『沖縄大百科事 ...

<日曜の朝に>島尻昇平久保公民館長に聞く

●平久保の開拓移民 激戦地となった沖縄の戦後復興は特にきびしいものがあった。琉球政府は、米軍に土地を奪われたり、食糧難で苦しむ人たちを募り八重山への農業移民事業を1952年にスタートさせた。これが琉球政府の計画移民と ...

<日曜の朝に>仲松浩次吉原公民館長に聞く

●むかしの吉原 吉原集落。宮古島からの開拓移民によって開かれた集落である。 1953年(昭和28)年6月12日、宮古の城辺、下地、平良、上野、来間から48戸228人が入植した。来年は入植65年である。 仲松浩次公民館 ...

<日曜の朝に>平良幸範大里公民館長に聞く

●広い敷地の公民館 国道390号線を北に行くと、新石垣空港を過ぎカラ岳を過ぎると左手に大里集落があるが、大里公民館は右手の高台にある。鉄筋コンクリート造り延床面積184平方メートルの立派な建物。2010年3月に完成し ...

<日曜の朝に>石垣喜幸崎枝公民館長に聞く

●帰郷 崎枝の石垣喜幸(よしゆき)公民館長は1975年(昭和50)生まれの42歳。2015年4月、39歳のときに公民館長になった。「石垣市内では最年少の館長」(「八重山毎日新聞」2016年3月6日)である。 父親が崎 ...

<日曜の朝に>前上里徹伊原間公民館長に聞く

今年4月に伊原間の新公民館長となった前上里徹さんは、1957年(昭和32)伊原間生まれの60歳。この3月に黒島小中学校長を定年退職したばかり。 プロフィールを簡単に紹介すると、 明石小学校から伊原間中学校を経て八重山 ...

<日曜の朝に>鳩間島・大城安子さんの昔がたり

大城安子さんは昭和4年(1929)鳩間島生まれ。現在88歳。 昭和31年(1956)西表の船浦に転出、その後石垣島、沖縄本島などで暮らしたが、12年前の平成17年(2005)に鳩間島に戻ってきた。 現在、父親の実家( ...

<日曜の朝に>小林丙次開南自治公民館長に聞く

去る5月17日、自衛隊「石垣駐屯地」施設配置案が提示された。県道87号線を挟んで開南部落に隣接する。 説明会を開きたいと申し入れてきた防衛省に対して、6月6日、開南、於茂登、嵩田、川原4公民館は、説明会を拒否し、市長 ...

<日曜の朝に>武内憲治美崎町自治公民館長に聞く

1966年、新しい港湾整備にともなってその埋立地にできた美崎町。今や石垣の町いちばんの繁華街で、飲食店を中心に賑わっている。現在の人口は、326世帯458人。経済センサス特別集計によると2012年現在で事業所数309 ...

<日曜の朝に>通事建次鳩間公民館長に聞く

森口豁『子乞い』(凱風社)新装普及版の帯に次の文章が記されている。 「80年代初頭、小学生がたったひとりになった鳩間島の住民は、親戚の子を島外から借りてきてまで小学校を存続させようとした」 本書は当時の島の様子を追っ ...

<日曜の朝に>池田克史さんインタビュー・船浮に生きる

今から13年前の2004年4月、船浮集落で、船浮住民、平田観光㈱、琉球真珠㈱の3者が出資した㈲船浮観光が事業をスタートさせた。村ぐるみで、船浮を訪れる観光客を案内し、食事と快適な時間を提供して送り出そうというものだっ ...

<日曜の朝に>池田トシ子船浮公民館長インタビュー

陸の孤島、奥西表などと呼ばれる船浮集落。西表西部のバスの終点白浜から船浮湾を船で渡らなければならない。しかし「こんなに便利なところはない」と池田トシ子公民館長はおっしゃる。いろいろお話をうかがって、便利とか不便とか、 ...

<日曜の朝に>銘里智上原公民館長インタビュー

西表島上原。今年1月末現在の人口219人(男113・女106・116世帯)。西表西部への玄関口上原港を擁して賑わっているが、古くからの村で、でんさー節発祥の地としても有名である。 上原公民館長の銘里智(めり・さとる) ...

<日曜の朝に>地域おこし協力隊

4月4日の新聞。地域おこし協力隊の青木省悟さんが石垣市に任用され伊原間に住んで北部地域活性化のために働くという。 北部地域に地域おこし協力隊? 先日伊野田の宮城奈美子さんを取材して過疎化に悩む北部地区の実情を聞いてい ...

<日曜の朝に>玉代勢肇黒島公民館長インタビュー

黒島公民館長の玉代勢肇さんは1950年生まれの66歳。黒島東筋に生れて黒島中学、八重山農林高校を卒業後本土大手スーパーに集団就職。10年後沖縄本島に移りスーパー・食肉加工会社などに合計30年近く勤務し、2005年黒島 ...

<日曜の朝に>シーミー(清明祭)と山陽姓一門

二十四節気のひとつ「清明」は、春分から15日目で今年は4月4日に当たる。字の如く「天地が清々しく、すべてのものが清らかで生き生きとした活気に満ちあふれる」(白井明大『日めくり七十二候』)時季。 この節に沖縄の多くの地 ...

<日曜の朝に>上勢頭芳徳さんのこと

3月22日、上勢頭芳徳さんがニライの国へ?旅立たれた。いずれは誰もが旅立たなければならないのだが、73歳というのは早すぎる、と思う。 24日11時半から竹富島の喜宝院で告別式がおこなわれた。夏のような日差し、雲ひとつ ...

<日曜の朝に>テッポウユリはどこへ行った?

やいまタイムには『八重山手帳』のデータを入れ込んである。日付の下の「今日の暦・歴史・天気」を開くとその日の暦データや天気はもちろん、記念日、生物暦、それに「今日の日の八重山の10年間の主なできごと」も知ることができる ...