石垣島真栄里で女性刺殺事件

 八重山署によると2月5日午後5時頃、石垣市真栄里の土木業者が事務所として使っているプレハブで、仕事を終えて戻った男子従業員が倒れている事務員の大底むつえさん(52)を発見。

119番通報したが、通報から40分後に搬送先の病院で死亡が確認された。顔面などに複数の刺し傷や切り傷があり、大量に出血していることから、殺人事件と見て八重山署は捜査しており、犯行につかわれた凶器は見つかっていない。

 周囲は住宅街ながら、プレハブの隣には雑木林があり、そこだけ緑が広がっている。6日、捜査員が草刈り鎌で雑木林の草を刈り、凶器を探しているのが見られた。

5日は11度と冷え込んだ日で、街中を走る車の数も心なしか少なく感じられた。

道行く人も少ないことから、出歩く人の数も比較的少ない。

 事件現場は八重山商工高校がそばにあり、校区の平真小学校に通う子ども達には、犯人が不明なままで、昨夜は不安な夜となった。

犯行現場における物証や聞き込みなどに捜査は取り組まれ、事件と関与する人物の特定に力が注がれているが、犯人は見つからず、不安な夜は6日夜も続くことになる。

(流杉一行)

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