15年ぶりにカワボラ確認

(カワボラ 全長約40cm 2018年1月16日撮影 写真:西表島エコツーリズム協会)

西表島エコツーリズム協会は19日、西表島 浦内川において、およそ15年ぶりにカワボラの生体を確認したことを発表した(16日確認)。

カワボラは国内では浦内川にしか生息しない魚で、環境省レッドリストにおいて、ごく近い将来絶滅の危険があるとされる絶滅危惧ⅠA類(CR)に指定されている。

2003年7月に日本魚類学会自然保護委員の鈴木寿之氏により1個体が確認されたが、それを最後におよそ15年間確認されていなかった。

同協会では、2015年12月より鈴木氏の協力のもと、地元ダイバーらとともに定期的に浦内川渓流域で絶滅危惧魚類の調査を行い、7回目の調査となった今月16日、複数名の調査員がカワボラを確認し、動画の撮影に成功したという。

カワボラ 全長約50cm
2003年7月撮影
写真:西表島エコツーリズム協会

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