シーサイドホテルが川平小学校にXmasケーキ

 賑わい溢れる街がネオン飾りで盛り上がるクリスマスシーズンだが、そんな日に、石垣島の自然豊かな集落川平で営業するシーサイドホテルが地域の子ども達にと、川平小中学校にケーキをプレゼントして、喜ばれている。

 川平では小規模校ゆえに小学校と中学校がいっしょになっており、給食の時間はいつも小中学合同集い、いっしょにランチルームで給食をとっている。

 12月25日午後12時50分頃、石垣市立川平小中学校のランチルームには、終業式直後でもあり、開放感持つ子ども達(小学生60人、中学生19人)が今学期最後の昼食を小中学校生徒全員でとっていた。

そこに、この日、石垣シーサイドホテルの高橋取締役と料理長およびスタッフら11人が、昼食中のサプライズで登場。

サンタクロースとトナカイとともに、80センチ×50センチのシーサイドホテルスペシャルケーキ2つが到着。

子ども達は、聞いていなかったサプライズに大喜び。高橋取締役から「勉学に頑張ったご褒美です。たのしく味わってください」と挨拶した後、さっそく大きなケーキはきれいにカットされ、105人分のショートケーキに早変わり。

同ホテルのスタッフらで子ども達に一つずつ配られ、笑顔で受け取っていた。

 同ホテルが川平小中学校にクリスマスケーキを贈るのは昨年から。今年は、昨年よりフルーツを増量。7種類のフルーツが入ったボリュウムあるカラフルなケーキとなっていた。

 中学3年の星海さん(14)は「昨年のもの比べてクリーミーに感じた。ラッキーです。地域とのつながりを大事にしてくれるホテルが近くにあってよかった」と大喜びで食べていた。

料理長の中野秀樹さん(41)にクリーミーだという娘がいたことを伝えると「さすが子どもの舌は正直。今回の生クリームは上等なものにしてあります。わかりましたか」と、笑顔で応えていた。
 

(流杉一行)

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