石垣市文化協会が合同受賞祝賀会開催

 12月9日午後6時半から石垣市文化協会が南の美ら花ホテルミヤヒラで合同受賞祝賀会を開催した。

 これは沖縄県文化協会長から贈られる平成29年度沖縄県文化協会賞功労賞に知念清吉氏(三線)、同賞奨励賞に森田左知夫(太鼓)、同賞団体賞にこども演劇やいま浪漫の会、そして沖縄県知事から贈られる沖縄県文化功労賞に大仲進氏(古典民謡)が受賞したことから、その祝賀会を合同で実施したもの。

 かく石垣市文化協会が4つの賞の受賞に輝いた4氏を招いて受賞祝賀会を開催。4氏の受賞を祝福しようと、この日、多くの市民が同ホテルに参集した。

 挨拶に立った嵩本安意氏は4氏の略歴に触れて、精進の賜物と受賞者を讃えていた。

 来賓挨拶の後、受賞者それぞれが舞台に立ち、受賞できたことは皆様のおかげと、感謝の言葉を述べていた。

 このあと、祝宴となり、大仲進社中による八重山古典民謡保存会が座開きの舞台を見せ、子ども演劇やいま浪漫の会ウイングキッズリーダーズによるダンスパフォーマンスや知念清吉氏の関係者による安里節や森田左知夫太鼓道場社中による太鼓の演舞などで舞台を展開して祝賀の宴を盛り上げていた。

 この日、これまでの立席パーティー形式から座席での祝賀会に変更し、参加費3500円と高額になっても約180人を越す多くの参加者で会場は賑わい、地域の伝統文化や子ども達の文化活動への期待と意欲が示された豪華な祝賀会となっていた。

 文化芸能関係者が一堂に会する場が、祝賀の宴で持てることは、そのごと、交流も高まることにつながる。

親睦が宴席で保たれ、一層の文化活性につながっていくのが、祝賀会の効能そのもの。

八重山芸能が抱える、沖縄本島との舞台芸能性と神前芸能性の方向性などの議論が、各社中ごとに閉じることなく、互いの意見に触れ合える機会がかく生まれることに期待される。

 またウイングキッズリーダーズの活動が13年目を迎え、八重山発の活動が沖縄本島でも平田大一氏の活躍で大きく展開して実を結んだ状況を、今また確認する場になってくれば、祝賀の意味合いもまた大いに高まるものと思われる。

 維持される八重山独自な文化の灯火に触れ続けることの大切さは、いかなるものか。

ITなどメディアの広範囲の発達で情報が日々刻々と大量流布される中、地元の情報が埋もれていくのを防ぐ意識は、文化面で大いに大切であるはず。

 バラバラに意見持つ人があるとしても、共通した課題がそこに存在するとする問題意識や認識の共有化は大切では?。

ただ、祝賀の宴席の持つ重要性は、今のところは2次会にあるといえるかも。

(流杉一行)

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