崎枝小学校で人権教室開催

 10月31日午前10時55分から石垣市立崎枝小中学校で人権教室が実施された。

 この日、同校に石垣人権擁護委員協議会長の宮良清盛氏をはじめ、同委員の小浜美佐子氏、南苗子氏、入福浜芙佐恵氏の計4人が来訪。午前10時55分から11時40分までを小学3年生から6年生向けに宮良清盛氏が、11時55分から12時40分までを中学生向けに南苗子さんが人権教室を実施した。

 小学生向けの教室では、人権委員を7期務める宮良清盛さんが、小学3年生から6年生と幅広く能力の違い持つ9人に、人権とは何であるかを講話。

 人権の大切さをわかってもらうために、宮良さんは子ども達に、朝起きて何をするかを問い、両親との「おはよう」の挨拶や、朝ご飯を食べるときなど「いただきます」ということを確認。

「いただきます」の理由を、生き物の命を頂くことや、つくってくれた親への感謝などのためであり、このほか友達と仲良くすることや、決まりを守ることなど、日頃からやっていることが人権と関係することを紹介。

「助けあうこと」「思いやりある優しい心をもつこと」「差別や区別をしないこと」「いじわるをしない」など、普通に大切にすべきことを紹介して、身近なことが関係することを述べていた。

 6年生の富川翔三郎くんは「日頃からやっていることが人権と関係するのをはじめて知りました。あいさつをすることの大切さを知りました」と、感想を述べていた。

(流杉一行)

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