八重山商工高校がチビビットの出前教室を実施

 10月3日午後1時45分から石垣市立吉原小学校でチビビットのプログラミング教室が実施された。習うのは3年生から6年生の12名で、県立八重山商工高校の生徒7名とともに、同校松島進教諭が教育用デバイスとして知られるチビビットをつかって、プログラミングを学習するもの。八重山商工高校からの申し出に、武冨悟校長が受けた形で実現。

 この日、小学生は商工高校生のサポートでチビビットにアニメをつくらせたり、フラッシュ暗算をさせたりと、次々にプログラミングを完成させ、できあがったゲームで楽しく遊んで、習熟の早さを見せていた。

 今年8月に、八重山商工校生は、関心ある子ども達に向けにチビビットでのプログラミングを教えた実績から、今度は一般の小学校の授業で関心あるなしに関わらず、プログラミングの授業を実践。吉原小学校の12人の子ども達は、熱心に授業に参加して、大いにプログラミングを楽しんでいた。

 チビビットは、イギリスのBBCが開発した教育用のプログラミングを学習するためのデバイスボードで、むき出しの集積回路にLEDが文字表示およびグラフィック表示ができるよう25個並んでいる。出力端子が多数あり、様々な器具と連動できる重宝な教育用アイテム。

(流杉一行)

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