新垣能一氏が消防庁と日本消防協会から功労章受賞

 3月24日、午後3時から石垣市長室で、第69回日本消防協会定例表彰および消防庁長官表彰受賞報告が行われ、消防庁長官から石垣市新川の新垣能一氏へ功労章が授与されたことが報告された。(去る3月8日ニッショウホールにて受章)また氏は、日本消防協会からも功労章を受章。ダブルの受章となった。新垣氏は、石垣市消防団長として、はしご乗りに挑戦するほどの名物団長。市民にも親しまれる存在で、平成18年に消防団長に就任してよ11年もの間、親しみある活躍を見せていた。

 日本消防協会からは石垣市消防団副団長の長浜光則氏、同班長の鹿川幸助、同団員の照屋朝義氏も受章。消防庁からは慶田城用允石垣市消防長に永年勤続功労章が贈られた。

 ダブル受賞となった新垣氏は、「30年あまりやってきて、消防団の皆さんが協力してやってくれたので楽しくやってこれたと思う」「毎年思うのは石垣市消防団と石垣市消防職員は沖縄一だと思う」「石垣市の消防団は、県内唯一のはしご乗りなどを出初め式で実施するほか、駅伝大会にも協力して対応し、楽しく取り組んできた」と述べ、「県内の他の消防団から、うらやましがられることがある」と、一致団結する協力体制に恵まれてきたことを淡々と、昔を回想しながら語っていた。

(流杉一行)

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