猟友会石垣地区による獣魂祭

 2月11日午後1時から底原に建てられた鳥獣魂供養の碑で県猟友会石垣支部(安田喜禮支部長)による獣魂祭が行われた。例年実施されるこの獣魂祭は、猟友メンバーが猟期に奪った鳥獣の命を供養し、適正生息数の下での鳥獣らの休猟の期間の子孫繁栄を祈願。桃林寺に頂いた「鳥獣魂慰霊祭経文」を読み上げた後、メンバー一人ひとりが焼香して手篤く供養するもの。

 この日も同経文が読み上げられ、メンバーは神妙な面持ちで聞き及んでいた。今回は突然に、放し飼いと思われる鶏が参加。碑の横に現れて、経文の締めくくりのタイミングで、祈願するメンバーを不思議そうに眺める一幕も有り、供養の場は和やかなものとなっていた。

(流杉一行)

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