チョウゲンボウ飛来

チョウゲンボウ飛来

 空中でピタリと止まって獲物をねらい澄ます野鳥がいる。その飛翔はホバリングと呼ばれ、地上の獲物を樹に止まらず空中で探し、狩りができる。小型の猛禽類であるチョウゲンボウが石垣島に冬鳥として飛来している。
 10月15日、石垣島の県営バンナ公園でチョウゲンボウが獲物をねらって何度もホバリングする様子が見られた。目の下に黒い帯が有り、ハヤブサのような頭だが、サイズが雄で33センチ、雌で38センチと小柄。ドバトより大きい程度だが、カンムリワシに出くわすとケンカを始める気の強さがある。極地を除くユーラシアからアフリカ・アジアと広範囲に分布。日本では東日本で繁殖し冬鳥として全国に飛来する。ハヤブサ目ハヤブサ科に分類される。

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