八重山上布、伝統の「海晒し」行われる

八重山上布、伝統の「海晒し」行われる
八重山上布、伝統の「海晒し」行われる
八重山上布、伝統の「海晒し」行われる

 7月17日、川平のタバガ浜で、平成24年度後継者育成事業で実施された八重山上布初級講習会の最終工程「海晒し」が実に8年ぶりに行われた。海晒しは、沖縄県内でも八重山だけで行われているもので、色止めや余分な染料を落とし、上布の地色をよりいっそう白くするために4時間ほど海に浸す作業。織りあがった反物の染料を浸透させるため、海晒しを行うには夏のような晴天時に10日以上行う「天日干し」が必要だ。しかし、今年は天候不順で晴天が続かず苦労したそう。当日はあいにくの小雨模様ながら、波が穏やかで潮の動きがほどんどない小潮の満潮時前後にあわせて、受講生3名が織り上げた9反の上布をきれいな海に浸けると、昔から伝わってきた風情ある景色が広がった。

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